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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ワルツフォーデビー 

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娘の引っ越しで、昨日は福岡に二人でいって、アパートの掃除と引越屋さんの対応、、ふ~結局、朝から行って帰宅したのは9時過ぎ、やっぱり女の子って持ちものが多いですねえ(笑)。

 

で、朝から父・、娘二人で、数年済んだお部屋のお掃除をしていたのだけど、まだゴミがあるんだよね~と娘がクロゼットに残っている箱とか袋とかを指さすので、おし、そんならおと~さんが片付けてやるけんゴミ袋もっておいでと、、とりかかります。

 

洋服とか、靴とかアクセサリーとか入っていた箱とか、袋とかそんなものがた~くさん。そいつらをいちいち、引き裂いたりたたんだりして、黄色いゴミ袋に入れていくのですが、、いやまあ、その箱のおしゃれなこと、きれ~なこと、、袋のかわいいこと、すてきなこと、、あまりにもきれいでかわいいつくりなので、おっさんのあたしでさえ、こわすのが気の毒になるほと、、

 

そんなきれいでかわいい箱やふくろを細かくして、ごみ袋に入れていきながら、ああ、娘は今まで、こんなファンシーな世界に済んでいたのだなあ、、きれいで、かわいくて、、ディズニーランドみたいな世界に生きてきたのだなあ、、しかし、大きくなって、もうそんな世界から離れなくちゃいけなくて、、大人なるんだなあ、、なんて、きれ~な箱とかをこわしながら、ちょっとおやじとしては胸がいたんだのでした、、、

 

こんな気分、何か音楽で聴いたことがあるなあ、なんだっけ、、としばし考えると、、

あ~そうだ、ビルエバンズの「ワルツフォーディビー」、、、

あたしたが言ってるのは、歌詞付のやつ、、あたしはトニーベネットとビル・エバンスのデュオ盤、、

歌詞はこんな具合(どなたかの訳)

*******************

彼女の中にあるかわいらしい世界の
住人は人形やピエロや
王子様に大きな紫色の熊たち。
そんな世界に僕の大好きな女の子が住んでいるのさ。
心配事でのしかめっ面とも無縁なんだ、
僕たち疲れた大人がつけているしかめっ面とは。

太陽の下で、
彼女は聞こえない音楽に
金でつむいだ歌にあわせて踊るんだ。
それは彼女の小さな頭の中のどこかから聞こえるもの。

いつの日かあっという間に、
彼女は大人になるんだろう。
そしたら彼女は人形や
王子様やぼろぼろにくたびれた熊とも分かれるんだろう。
そうなったら人形たちみんなは泣くんだろうね、
さよならとつぶやきながら。
みんな彼女がいなくなって寂しがるだろうね、
でもそうなったら僕もおんなじだろうね。

***********************

 

ちょうどこの歌のこんな感じだなあと思いながら、また箱やふくろ細かくしてゴミ袋の中に入れていきました、、、

 

娘を持ってるおと~さんにとって、娘はいとしいものですが、、おっきくなっていくのを見るのは、ちょっと

こころが痛むものですねえ(笑)、、、

 

トニー・ベネットの歌はいいけれど、ちょっと元気良すぎるよな~と感じるときもある、、もっとしっとり

おと~さんの気持ちにぴったりの盤をいつか探してみよっと、、

 

今日も引っ越しのお手伝いです、、こ~いうふうに二人で作業するのも、これで最後かもね(笑)、、

 

 

 


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