この間図書館でおもしろそうと借りてきたのがこの本、、
あんまり期待してなかったのだけど、著者が日本のジャズミュージシャンやジャズ関係者にインタビューしたものを集めた本なんだけど、戦後からの日本のジャズ史が関係者から語られていて、とても面白く読んでいます。次のような人へのインタビュー、、
(01)中平穂積、(02)原信夫、(03)瀬川昌久、(04)北村英治、(05)秋吉敏子、(06)(11)渡辺貞夫、(07)佐藤允彦、(08)相倉久人、(09)藤井武、(10)山本信太郎、(12)内田修、(13)山下洋輔、(14)日野皓正、(15)宮間利之&山木孝三郎、(16)油井正一&ボブ・ベルデン、(17)藤井英一、(18)前田憲男、(19)猪俣猛、(20)佐藤良武、(21)石塚孝夫、(22)稲葉國光、(23)中牟礼貞則、(24)湯川れい子、(25)岩味潔、(26)後藤芳子
あたしでも、知ってる方がほとんどでした、、
で、読む進む中で、各ミュージシャンのデビューアルバムの話とか、影響を受けたアルバムの話などがどんどん出てくる。例えば、ピアニストの佐藤允彦さんの回で、デビューアルバム「パラジウム」の話になったのだけど、小川さんが、「まるでビルエバンスがフリージャズをやってみたいですごかった」と語られていまして、そんなこと言われると、あたしも俄然聞きたくなるのだけど、、LPはもちろんCDでも音源があるかどうかわからない、、う~んどうしようか、
で、ふと、、YOUTUBEに音源があるかもしれないと思いまして、探してみましたら、、なんとありましたね! しかも本作がフルアルバムで音源がアップされていました。いいことなのか、わるいことかわからないけれども、ともかく聞いてみました、、なるほど、確かにエバンスがフリーをやっているみたいな音ではあります。おもしろい!
ということで、この本を読み進めていく中で、おもしろそうなアルバム名が出てきたら、YOUTUBEで検索してみたら、結構、音源がありました!
ということで、この本を読みながら、YOUTUBEで気になる音源を聞いていくっていうことをやってて、、ジャズ本とYOUTUBEをからめることで2倍楽しめることを発見した秋の夜なんでありました(笑)。
えっと、どうやって聞いたかというと、、IPHONEとオーレックスのラジカセをブルーツースでリンクさせて、YOUTUBEの音源をラジカセで流しているというかたち、、これだと、音質はまあそこそこで、、ちゃんと音楽は聴けますので、本を読みながら聞く分には全く問題ありません、、
しかし、こうやってあらためて聞くと日本のジャズもすごいですね、、