ＧＷ、ずっと聞いて、飽きることのなかったＣＤがこれ、
３枚組なんだけど、本当に飽きることがないほど、すばらしいジャズ！ 演奏！ 音楽！
録音も良い！
ジャズってアドリブでしょう！？だけど完璧なアンザンブル！ ピタッ、ピタッと決まっていく！ 完璧もう完璧なんですよ。しかも演奏者それぞれが、テクニックバリバリなんだけど、全体的に余裕があって、ピリピリしてなくて、ゆったりとしながらも加速していくという感があって、これはすばらしい！
たとえばベンツの最高級者の後部座席にゆっくり腰を下ろしながら、ぐんぐん加速していく感じと言えば、この演奏の特徴がわかってもらえるかもしれない。
あわせて連休中聞いていたのがキースのピアノトリオなんだけど、これはチックのトリオと全く違う、、
こっちの方は３人の奏者がとてつもなくでかい空間に、無限に広がっていく抽象画を描いていくようなもので、チックの演奏がフィジカルにく～たまらん！とくるのに、キースのそれは、メタフィジカル（笑）。
おんなじフォーマットなのに、コンセプトとイメージが違うと出てくる音楽がこんなに違うものなのか～とあらためて、チックのピアノトリオを聞いていた思いましたね。
ともかく、このＣＤ３枚組は、ジャズが好きな人もきらいな人も、音楽としてとてもよいものだから是非聞いて欲しいです！