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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ハーベス HLコンパクト7を鳴らせ! 

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という訳で、道場にパラゴンも無事おさまりまして、片山マスターは調整に明け暮れる毎日だと思われますが、あたしの方と言えば、ハーベスのHLコンパクト7を最も良い音で鳴らすべく、週末いろいろやっておったのであります。

 

ラックスマンの往年の名機 L-570でこのSPを鳴らしこんでみたのだけど、だいぶいいところまでは来たのだけど、どうしてもいまひとつ音がはじけない、、中域が平面的というかほぐれない、、2、3日音を出してみても、どうしてもこの傾向が残ってします。これはたぶんSPとアンプの相性だろうなと考えた。で、いろいろ調べてみると、なるほど、おのアンプとこのSPっていうのは、あまりしっくりこないっていう感想を持って向きが少なくないことが分かりました。HLコンパクトとの相性はとても良かったとのことだけど、後継機のこのSPとはあんまりうまくいかなかったとのことでしたね、、

L-570はヤマハのモニター系のSPとの相性はばっちりで、特にセンモニを鳴らしたときのピアノの響は絶品なのだけね、

(上はパイオニアのA-UK3)

 

ということで、手もちのアンプいろいろ使って鳴らしてみみました。今回はSPケーブルは、この間HO店で見つけたカナレの2S11という4芯(バイワイヤ)の廉価ケーブルを使います。ハーベスとはバイワイヤ接続ですね。

 

オーディオ歴史館の牧野先輩がお薦めのパイオニアの廉価プリメインアンプ(95年ごろ買ったもの)A-UK-3を接続します。このアンプ廉価なのだけど、バイワイヤ接続ができるようになっていて、音づくりもヨーロッパ的という触れ込みでありますから、ハーベスとは相性はいいのではないかと言いつつ、つなぎます。

 

十分にあたたまったところで、Mバードでいろいろなジャンルの音楽を聞いていきますと、、いや、これが結構いいのですね。音全体は割と軽めというか、中高域にバランスがシフトしているのだけど、トーマッチではなくて、低音はさわやか出てくる感じです。このアンプはワイドレンジ設計ということで、高域がぐ~んと伸びるような音づくりになっているためか、

クラッシックの弦の音とかは、実に倍音までよく聞こえて美しい、、一口でいうと実にさわやか、、か、、

 

いやいや、ふつ~に聞くなら、これで十分かもしれない、A-UK3に決めようかな思いつつ、次はオーディオ道場から拝借している2A3を使った玉のシングルアンプで鳴らしてみます。

こいつも十分あったまったところで、Mバードを聞いてみます。あ~これも、結構いい音です。出力3Wということだけど、ふつ~に聞く分には、パワー不足は感じないなあ。やっぱり高域が独特の響で、A-UK3とちょっと聞きには似たようなキャラなんだけども、時間がたつにつれて、音全体がまろやかになって、しかし高域も伸びて、低域も過不足なく出てくる、これはこれで大変良いのだけど、全体的にちょっとこじんまりして、、もちょっとステージが広がってほしいなんて、ないものねだりのあたしなんであります。

 

で、最後に、一等はじめに繋げて、とてもよかったマランツのプリメインPM-17 Ver2をもう一度繋げてみます。

(上はDENONのCDP)

 

さて、どうか、、う~む、やっぱりこのアンプとHLコンパクト7の相性はばっちりですね。音全体は実に柔らかいのだけど、弾力があって、なんともいい触感ですねえ、、下から上まで十分に伸びていて、しかも、他のアンプでは聞くことのできなかった中低域部分のいい塩梅の箱なり、、これが絶妙の味付け。なにしろ音全体の弾力感、、これがたまりませんなあ、、 一杯やりながら、いい音で音楽を聞いて、いい気分になりたいっていうことなら、もう迷わず、このコンビ!

 

ということで、熱い夏も近づいて、、音楽室のサブシステム=避暑システムはハーベスHLコンパクト7とマランツのプリメインに決定! いや聞いていて実にここちよい、、しみじみいい音であります、、、、

 

 

 

 

 


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