先週末到着していたステレオムックの付録チューナーを本日組み立てました。
今日はとても涼しくて、朝からちょっと小難しそうな作業にも楽に取り組めますしね(笑)。
さて、まずは丁寧にビニールパックに梱包されたパーツを確かめた後は、本誌の組立説明書の従って制作していきます。
まあ、製作といっても必要なものは、ドライバーセットぐらいであります。
シャーシを取り付けるためにネジをねじ込んでいくのだけど、この際、ちょっと力が必要だけど、ぐっと押し込みながら回せば問題なく固定できました。真空管の取り付けは、注意してやらないと、ソケットとか玉の足とかを壊してしまうかもしれないので、そろそろそとやっていきます。なんなく固定完了。
最後のシャーシを取り付けて、ダイヤルとかノブとかを固定して、電源、アンテナを差し込みます。さて、うまく作動するか、、
ああ、玉の灯がともって、受信状態を示すLEDがひかり、問題なく受信できていることがわかります。
所要時間は約30分、、ノンストレスで完成しました。制作で大事なのは、作業前のパーツの確認ぐらいかな、、
今回は事務所で作ったので、こちらにあるデンオンのプリメインとこちらも自作の8センチフルレンジSPで聞いてみます。事務所は電波状況が良いので、付属のワイヤーアンテナでも問題なくNHK熊本が受かります。民放2局も問題なく受信OK!
通常のFMバンドと、このチューナーはワイドFMも受信可能なので、試してみると熊本放送がばっちり受信できました。
ちょうど、NHK-FMでゴンチチのおふたりがやっている「世界の音楽セレクション」をやっていたので、こちらを聞いてみます。
この番組、もう10数年やってるぢゃないかしら。前から聞いているもの。いろいろなジャンルの音楽をかけてくれます、、、
さて、音質はどうか、、
これがね、すごく良いです、、FMチューナーって、ここ10年以上ももってなかっただけど、、実になめらかな音調、、エッジのたった感じはなくて、ボーカルなんかのハーモニーもとても美しいですね。やはり真空管でハーモナイズしているからだと思いますけれど、
なにしろ、今作ったばかりだから、まだ本領発揮ということではなくて、音がまだちょっと平面的というか、べたっとしているという感じがあるけれど、これからエージングが進めばもっとほぐれくると思います。
さて、今、FMチューナーで何をするか、どう使うか? あたしも大昔、FMのクラシックライブなんかをカセットとかオープンテープで録音して、ライブラリー作って楽しんでたものでしたが、今の時点でFMとどうつきあうか? まず、エアチェックはしないだろうなあ。MBのエアチェックをPCでやってますけれど、あれも結構面倒なんですよね(笑)。
まあ、事務所で仕事中のBGMとして流すっていうが一番現実的ですね。FMのいいところはニュースとか天気予報とか、緊急ニュースとか、それと時刻がわかること、、こういうのは、仕事中でも必要なので、やっぱりFMていうのは公共放送っていうメリットは確実にありますから。
これまでネットラジオをよく聞いていたのだけど、音質的には、ネットラジオの方がLINNがやってるストリーミングなんかがずっと良いかもしれないけれど、中低音がゆたかな、このチューナで流すFMの音はここちよいです、、、
玉のチューナーっていうと、ビンテージファンのあたしの音もだちが、マッキンとかマランツとかの玉チューナーを持ってて、見せてくれたことはあるけれど、今のチューナーで玉が入ってるてのは、他にないのぢゃないでしょうか? そ~いう意味でも、この付録のチューナーは「貴重」なのかもしれません。なにしろ、ラックスマンのチューナーであるし(笑)。
1万6千円あれば、中古の専用チューナーを物色できると思うけれど、、このチューナーも悪くないと思う、、