ノンストップでゼンハイザーHD-800のエージングをやってきた。
で、昨日はカナレのバランスケーブル5メートルものを使って、C-280Vのプリ出力からラックスマンのP-1Uのバランス入力を接続して、アナログの再生をしてみた。まあまあだった、やっぱりCDとかデジタルソースの再生の方が今の段階だとヘッドフォンシステムにはあっている感じです。
でもおもしろいのは、バランス入力にケーブルを接続したら、がぜんピン入力のCDの音が良くなってしまった! 使ってない端子をアースすると音が良くなるっていうけれども、そういうことなんだろうか。文系のあたしにはよくわからんけどね、、
で、昨日は手元にあったサイモン・ラトルがBPOと録音したシェーンベルグの「グレの歌」を聞いてみました。
そしたら、あなた、これが大変良いの! 細かい音はきちんと聞こえるし、音楽のうねりが十全に伝わるし、ともかくこのヘッドフォンで聞く歌(人の声)の美しさはなんとも言えない。
特に精緻な弦の音が、ふわっと浮き上がるときの心地よさは、逆にスピーカーではえられないかもしれないですね。
音場は広いし、フォルテシモでも崩れない、、、
こりはもしかしたら、スピーカーがどうの、ヘッドフォンがど~のということではなくて、HD-800の世界なのかもしれません。独自に世界!
そうしてラックスのヘッドフォン専用アンプも大変に良い。上の音はこのアンプがあってのものは間違いない、、、