新しいCDPで手持ちのCDを聞きなおしては、ああ、こんな演奏だったんだあと、900シリーズの音の良さに感心している今日この頃、、
昨晩はマーラーでも聞いてみましょうと、ちょうどそこに積んであったラトルとバーミンガム市響の全集ボックスの中から7番を聞いてみることにした。
実はあたしは、マーラーの交響曲では、この7番が一番好きなのです。なんでか分からないけど、一番しっくりくる音楽。
前もこのCD聞いたことがあったけど、今回あらためて新システムで聞いて、この演奏のすざまじさがようくわかった。
特に最終楽章の完璧なアンザンブルとものすごいドライブとリズム、しかも音の細かい構造まではっきり見える! わお、7番てのはこんな音楽だったんだと!まさに初めて聞くような有様です。
前に聞いたときはXRT-22とマッキンだったと思うのだけど、あのときは、もっと穏やかな演奏のように聞こえたのだけど。こんかいアキュとB&Wであらためて聞くと、ものすごいドライブとリズムの饗宴であって、しかも微細構造まではっきりくっきり見えて、だけど音楽的昂揚感もあって、これはトータルで言ってものすごい演奏!
でも、録音が楽器によってはあまり聞こえなかったり、すごくクリアーになったり、へんだな~と思って聞いていたのだけど、最後まで聞いたら理由が分かった、、
最後のすざまじい盛り上がりで曲が終わると、拍手! あらら、これってライブ録音だったのだ! ライブでこんな演奏ができるなんて、ラトルというのはすごいなあ~と、もちろん前からラトルは大好きな指揮者だったのだけど、さらにすごいなあと感動もあらた!
91年の録音らしいから20年以上前になるけど、その頃からラトルはすごかったのだ、、
という訳で、今週末はラトルのマーラーボックスを聞いていく!