昨日は、日曜だったけれど、午前中仕事でありました。ふ~っ、、、
で、土曜の午後から昨日にかけてロジャースシステムで、またいろいろあそんでいたのであります、、、
事務所のオディオが、ことのほか良く鳴っていて、しかもPCでのファイル再生が実に手軽で、音もすこぶる良いものだから、これなら自宅のロジャースシステムでもやってみようかと思ったから、たまらない。早速、事務所で使わなくなって、処分を待っていたPCのデータとかファイルなどを整理して、軽くしてあげて、過日紹介した再生ソフトWAVEFILE PLAYERを入れて、ファイル再生「専用PC」にしました。日曜出勤は、まあ留守番みたいなものだったから、こんなことしてたら、お昼になったので、帰宅。
お昼ご飯を食べ終えると、この間、BSでやった「エクソシスト」を録画していたのを思い出して、こわいものみたいさで、ちょっとだけと、見だしたら、これがね、面白い、、、73年の作品だから、あたしは小学生だったのだけど、大ブームになったことは、鮮烈に記憶しております。特に、マーク・オールドフィールドのテーマ音楽は、ほんとに怖かった。過去、テレビなんかで放送されたのを何回か見たけれど、今回は、じっくり見てみましたが、、、なにしろ約50年も前の作品、、、今見てみると、恐怖炸裂!という感じでもなかった。でも、そのころこの映画を見た人は、特にキリスト教文化の人たちの、恐怖は想像を絶するものだっただろうということが、つまりそのために大ブームとなった訳も、なんとなくわかりました。
この映画は、キリスト教文化圏の人たちの、文化の底にある集団的な恐怖を直接、画像と音声で、さらけ出すという、当時としては、前代未聞の挑戦だったに違いありませんね。ん~とても面白かった(笑)。それにしても、70年代の半ばごろは、オカルト、超能力、UFOとかが大ブームで、ユリゲラーとか、ノストラダムスの大予言とかすごかったですものね、、、つのだじろう氏の心霊漫画なんかもありましたね、、
映画を見ていろいろ愚考したのだけど、さて、ロジャースシステムであります。
先もちょっと書いたけれども、ロジャースシステムのプリメインをアキュフェーズのE213にしました。前の、ロジャースのプリメインも悪くなかったけれど、音もだちの甘言にのって、つい交換したのだけど、実際、このアンプにしてみると、スピーカーとの相性たすこぶるよくて、使えば使うほど、音がよくなってくる感じがあります。
もちろん、写真のとおり、VRA-7を装着しておりますので、アキュの音が相当に整音されたと思われます。特に、装着後の低中音の豊かさには、満足であります。
さて、PCファイル再生ということで、事務所に置いていた、USBコンバーター インフラノイズのUSB-201をもってきたので、こいつをPCと接続して、先ずは、マランツのSA-14と同軸接続してみます。問題なくコネクトしたので、SA-14のDACを介して再生してみる、、
しばらく、この状態で、いろいろ音楽を聴いてみたのだけど、ん~音が細いというか、うすいというか、、音楽がこちらにあんまり伝わってこない。これはまずいということで思案、、おお、それならば、インフラノイズのDAC == DAC1があるではないかということで、今一度、引っ張りだしてきて、USBー201と接続します。
おっと、しっかり言っておかないと、、USBー201には、USBアキュライザー UACUー700を装着するのを忘れてはいない。 これを装着したことで、音全体が実に自然でスムーズに収まるから不思議、、 SNが上がるというか、、音全体が気持ちよくなりますねえ、、、ともかく、これを装着です! 同軸ケーブルも、インフラノイズのもの、、DAC1とUSB201の電源ケーブルは、付属品(これが一番自然という意見が多い)。
ということで、PCファイル再生関連の機器とケーブルは、全てインフラノイズ制のもので統一されましたねえ(笑)。
ということで、PCのHDDにWAVでストアしておいたファイルをいくつか再生しみます。
ん~SA-14のDACでは全く物足らなかった音が、インフラノイズのラインでは、なんというか肉感、、実態感があるというのか、しっかりしたボディ感があって、これは良い、、、
半日ほどランニングして、さらに聞いてみると、ああ、これで良いというレベルの音になっております。やっぱりエージングが必要ね、、インフラノイズのアイテムは(笑)。
インフラノイズの繰り出す信号をE-213で鳴らしたLS3/5Aの音は、解像度高めなんだけど、実にナチュラルであり、低中音が厚く、音場も広い、、スピーカー裏の壁一面いっぱいに広がるよ~広がるとう感じ、、、ややクールな感じではあるのだけど、とてもこころもちの良くなる音の全体の様子は、やはりインフラノイズマジックなんでしょうね(笑)。いや、満足、満足、、
ん~しかし、だいぶ前に盛んにファイル再生をやっていたころは、ワードクロックとか、相当に凝ったものでした。でも、今は、もちろん、気を遣うところには、気を使っているのだけど、、前みたく「ギ~ッ」とした感じぢゃなくて、だいぶリラックスして、こんな感じでいいでしょ~てなやり方であるのに、出てくる音は、そのころよりずっと満足ていうのは、どういうことだろうか(笑)。スピーカーだって当時のものに比べれば、半端なく小型で比較的廉価になっているというのに(笑)。
そんなこと考えながら、HDDにストアしたクラッシックとか、エンリコ・ピアラネンツイのピアノトリオとかを鳴らしてみて、、インフラノイズのラインアップの再生音は、全く古さをかんじさせない、、むしろSA-14のDACよりもあたし的には、好みかな、、回転メカを通さないというのが、音の違いに相当関わっていると思う、、、聞いていて、とてもこころもちの良い音(繰り返しなるけれど)、、、それにPCだと、手元で操作できるのも便利、、、
HDDにストアしたバッハのミサ曲とか聞きながら、、エクソシストの映画のことを考える、、バッハはキリスト教に根差した音楽、、でも、そのころは、反対に魔女裁判とか、そういう悪魔的なことも行われていたのでしたね、、、エクソシズムも、その当時は、もっと頻繁に実行されていた儀式でしたのだろうなあ、、今は、こういうオディオもそうだけれど、こういう科学とか技術万能の時代になったけれど、そういう、いわばどろどろしたことを人は求めているのかもしれないなあ、、
それにしても、最近また、テレビでは、その当時超能力とかと一緒にはやった「日本沈没」とかをリメイクして放送しているみたいだし、YOUTUBでも不思議系の動画も人気があるみたいだし、、やはり、人間のこころっていうのは、そんな不思議なもの対する志向があるのでしょうか、、、
そ~言えば、エクソシストの映画の最後の方のクレジットに使用音楽が表示されて、この中にウェーベルンとか、ノーノとかショーンベルグとか、そういう怖い系の現代音楽がふんだんに使われていたことを確認しました。
おもしろい、、おもしろい、、音楽もオディオも、、そして映画もおもしろい、、