昨晩、いつものように寝床でBBCをきいていたら、女王様の具合が悪くなって王族の面々が続々とスコットランドのお城に集まっている。医者は、憂慮すべき状態だと言っている==というニュースを聞いたのが、夜の9時過ぎ。朝4時ごろ目が覚めたので、早速BBCを聞いてみると、女王が逝去し、その特集になっていました。
ああ、エリザベス女王様もなくなったのかあとちょっと茫然、、、96歳というから大往生というべきだろうが、2日前に新首相の任命をしっかりされたばかりだったから、突然といえば突然だったのだろうなあ、、たしか、あたしが中学生のとき訪日されて、大変な歓迎を受けられたことを覚えてます。ビートルズ、イエス、ピンクフロイドなどあたしのお気に入りバンドのほとんどもイギリスですね、、
さて、この2,3日、アキュE-213とテクニクスのSB-6を鳴らしておりました。
このアンプはスピーカーを2ペアつなげるので、久しぶりにロジャース LS3/5Aでも鳴らしてみようかとつないでみました。そうして、SB-6、LS3/5Aを切り替えながら、耳タコCDとか動画とか聞いてみた。
驚いたのは、ロジャースの音の方が「ハーモナイズされている」ということ! 個々の楽器の音が、うまく響く、きれいにハーモナイズする。それはジャズでもクラッシックでも同様、、、音楽が見事にハーモナイズされて聞ける!
一方、SB-6は、音はものすごくきれいだし、サイズも大きいので、量感もしっかりあるけれど、ロジャースみたく音楽がハーモナイズしない。音はしっかり出てるけれど、うまく混じらないという感じ、、どちらも、大体同じ頃作られたものだけど、な~るほど、これがイギリスと日本の音の違いなのかあと思いました。
いや、これは、もう全く好みの問題になると思う。SB-6の「音」は、全く申し分ない。しかし、ロジャースの音の方が、量感はちょっと小さくなるけれど、より「音楽」を聞いてるなあっていう感じがある。なるほど、LS3/5が名器と言われる理由はこんなところにあったのかとあらためて実感しました。
あたしの好みは、やっぱりLS3/5だなあ、、小さくても、十分に量感もあって、実にいい音楽を聞いてる感じがする。
ということで、SB-6は、聞いてみたいという友人M君に週末お貸しすることなりました。代わりにロジャースを、再度設置することにしました。秋になったので、E-800もそろそろ出してあげないとな、、模様変えしないといけません。
それにしてもロジャースといい、シベリウスといい、どちらも英国出身なのでありますね。2階には、タンノイスターリング初代も置いてある。これも英国製。これもきちんと鳴らしてあげないと、、、
しかし、エリザベス女王が亡くなられてしまって、全く面識もない極東のジジイがなんともさみしいなと感じるのは、やっパリ音楽やオディオを通じてなが~くイギリスとかかわってきたからかもしれません、、、