週末帰宅すると、何やらあたし宛にお荷物が届いてます。
なんだろうと見ると、おお! そうだった、大分前に予約していたONTOMO MOOKのデジタルアンプのキットでありました。
これね。
本体基盤はラックスマンが設計したLXA-OT4というもので、今回はシャーシと電源も込みでキットかしましたというもの。
評論家の福田先生の評価も高く、しかも実は、動画上では、すでに関係者のみなさんにより改造ヴァージョンの試聴なども敢行されておりました。
今回はデジタルアンプということで、真夏用のなにしろ熱くならないアンプを探していたところだし、このONTOMOキットシリーズは、ずっと買っていたので、注文していたのでありました。
さて、日曜朝、いよいよ作成開始。
はい30分で完了(大爆笑)
だってね、基盤はすでに完了しているので、やることっていったら基盤を固定してシャーシを組むぐらいしかないのです(笑)。
さて、では、音出ししましょうと、背面のスピーカー接続端子に、いつもの赤黒ケーブルを入れようとしたのだが、、
あたしのだけかもしれないけれど、なんというのかバネ端子が、非常に小さい、というか、赤黒ケーブルでもうまく入らないほど。
通常の撚線ケーブルでも太すぎて挿入できない程穴が小さい。
仕方がないので、手元にあった極細単線ケーブルを短く切って、接続コネクターを作って、そこから赤黒ケーブルをビニールテープで巻いて、とりあえず接続することができました。
太いスピーカーケーブルなどがお好きな向きは、ちょっと工夫しないととても使えないほど小さいのであります、ご注意くださいませ。
他は全く問題有りません。電源は付属のケーブルから取ります。
さて、CDプレイヤーと接続、スピーカー用の赤白ケーブルは5メートル程度で結構長め。
先ずはロジャースのLS3/5Aに接続します。ジャズでピアノトリオを流します。どうか?
いや、いや、これ鳴りますね! このスピーカー、ある程度パワーがないと、しっかり鳴らないけれど、LS3/5Aをしっかり鳴らすぢゃないか!? いや、びっくりですね。低中音もしっかりでますね。しかも、美しい音。ピアノの音が実にきれいに響くしベースもしっかり沈みますね。弦の音もそれっぽく聞こえる。いや~これは鳴らしこめば、、もっと良くなると思いました 。
午後一杯ならしこんで、次は、スピーカーをしばらく使ってたなかった、モニターオーディオのブロンズBR1に代えます。
どうか? あ~こっちの方が、LS3/5Aよりもいいです。先ずは全体の鳴りっぷりがいい。低中音がぐっと深くなるし、高域も伸びてます。なにしろ音全体の音が実に自然。いやな音がしない。ちっともエッジのたった音ぢゃなくて、とても滑らかで、美しい音ですねえ。いや、これはいい! アンプのボリューム位置は9時ちょっと過ぎぐらい、結構パワー感あるんですよね。
鳴らしこんでいると、なにやらスピーカーが消えるような感じになりますね。すごく音楽が楽しめる音だわ。夕方一杯やりながら、いい音で、しかもデジタルアンプだから、全く熱くならないけれど、音楽は熱いジャズなんて、あらら、これ結構いい感じですわ(笑)。
いや、しかし、これ、このアンプ。
ちょっとまずいでしょ。あたしもいろいろアンプ聞いてきたけど、大きなメーカーのエントリーレベルよりもいい音するかもしれない(笑)。
ちょっと前、マランツの昔のエントリーレベルのアンプを使ったけれど、あれより音がもっときっちり、はっきり、しかし、滑らかに出てくるように聞こえます。
昨年か、やはりONTOMOシリーズで玉アンプが出て、それをあたしも買ったけれど、あれよりはるかに良いと感じます。あれは、ちょっともわっとした感じがして、あれはあれで良いけれど、今回のデジタルアンプの方があたしの好みです。
ちょっと前に、カナダのプリアンプに玉、パワー段にデジタルを使ったHEVENELEVENというアンプをご紹介したのだけど、このデジタルアンプの前に、やはりONTOMOムックの付録で出た玉のイコライザーをかませば、このカナダアンプみたいになるかもしれません。ちょっとおもしろそう。 近くやってみよう。
いずれにしても、真夏でもこのアンプがあれば、いろいろ楽しめそう(笑)。
しかし、あれですね。もうお店には在庫がない感じであります。このシリーズ人気ありますねえ。
でも、このアンプ。あたし的には、大正解でありました!