最近、更新の頻度がダラさがりぢゃないかあ、、何やっとんじゃ～と音もだちからメル（笑）。いや～、そうなんですよね。何かこ～、本当は退職の年齢を越したので、少しはスローダウンしないと寄る年波には勝てないところなですが、このところ加速度的に仕事の量が、現役時代以上に増えて、ちょっとグロッキー（死後だな）なあたしなのでありまして、もちろん、音楽・オディオ以外に楽しみなんてないもんだから、毎日なしがしかやっているのだけど、それを記事にしてアップする気力が湧かないというていたらくなのであります（笑）。
しかし、あれですね。還暦迎えた昨年までは、それほど体力ダウンは感じなかったのだけど、今年は、結構くたびれた感じがあっていけません。
何より、何をやるにもめんど～くさいと思ってしまって実行に移すのえらく時間がかかる。これを老いというのかなあなんて感じていますが（笑）。だとすれば、めんど～くさいと感じたその瞬間に行動に移すというのが、アンチエージングの基本なのかもしれんと、そこを意識して毎日を生きておるところであります（笑）。
このところ週末の朝は、先に記したアナログレコードのバキューム洗浄をしこしこやっております。これって、やったらやっただけの結果がでるから好き（笑）。プチプチ音も許容レベルまで低減されて、アナログの良い音が存分に聞けるようになりました。
実家システムの面倒もみなくちゃいけないのだけど、時間がなくてねえ。しかも、このところ雨が続いて、晴れ間になると、今度は高温多湿だっ！
若い時分は夏が大好きで、車に乗るときも、無茶苦茶暑くても、窓全開すれば、クーラーなんていらんと豪語していたのだけど、今は、軽くでもかけないと、ねっちゅ～しょになりそうでこわい（笑）、なにしろ、無理はできない年頃なのだからね、、、
ところで、上のバキューム洗浄法で、大昔のきったな～いLP（近くのリサイクルショップで投げ売りしていたもの）をきれ～にして、かけてみて、音のよさと、大昔聞いた当時では全く分からなった音楽の良さに感動している昨今なのでもありました。
もっとも驚いたのが、この盤。みなさんご存知の井上陽水の「氷の世界」。３００円。
盤質最悪のLP。こいつをしこしこバキューム洗浄して、かけてみた。
この盤、あたしが中１のころ、友達が録音してくれたカセットでほんとによく聞いたもので、曲はもちろん、アレンジまで記憶したものなんだけどど、、
バキュームクリーンを2回して、うちの今のアナログシステムで聞いてみたら、、
いやあああ！ これってこんなにいい盤だったのかあと感動しましたよっ！
音が良いし、楽曲も良いし、やっぱりアレンジが最高！
７３年のリリースだから、当時はシンセとかもほとんど普及してなかった時代で、よくもまあ、こんなに緻密かつダイナミックなアレンジができたなあと感心。
カセッテテープとラジカセでは到底、聞けなかった、アレンジの妙とか演奏のうまさとか、そういうのも今聞くと、よくわかります。それは、多分、クラッシックをすごく多く聞いてきて、細かい音まで聞き分ける訓練ができた効果だとも思うのだけど、、約50年の音楽・オディオの経験の蓄積は、まああったなあということでしょう（笑）。
そういうことも、今回、この盤をあらためて聞くことから実感できたなあ（笑）。
そんなこんなで、このところこの盤をあらためて聞きながら、昔のことを思い出しています。