おとといの月は仲秋の名月らしかった。結局のところあたしは、昨日の早朝散歩で今や西の空にしずまんとする月を見ただけであったのだけど、、それなりに一瞬の風流を味わった訳であります。
多忙な時期が過ぎると、がぜんやる気がなくなるので、昨日の午後は夏休みにした。ギター仲間の友達に電話すると、おお!練習しようというので、午後からこいつのうちでひさしぶりに練習。
実はもう30年以上使っているヤマハのギターの弦の巻き取り部分が壊れてしまって、こいつを使えないからサブのギターを持参したのだった。
それにしても、このヤマハのギター、もう30年以上も使ってるんだんなあと故障が発覚して、しみじみそう思った。
やっぱりふたつの楽器の音がうまく合うのはとても気持ちが良い。弾きながら、こんなふうに弾いたら響が広がるとか、ここでソロでもいれてみるタイとか、いろいろとイメージが膨らんできてとても楽しもんです。
ちょっと前にジャズ評論家の寺島さんが、やっぱり本当に音楽を楽しむためには、楽器ができた方が良いと主張していたけど、あたしもそう思うなあ、ちょっともでも楽器ができると音楽を聞くのがとても面白くなる、、
名月の下、ギターでも弾きながら、一杯なんていうのも悪くないかもしれませんね。もちろん、あのドビッシーの「月の光」なんか聞きながら酩酊するのも、いいかも、、
そいう言えば、娘は今日から沖縄へ旅行すると言う、、あたしも19才のときに傷心旅行に行ったのだったが、、、
月夜はあれこれと思いが散りじりに、、