このところ、実にさわやかでいいお天気が続いているものだから、ちょいと早めに仕事をあがらせてもらって、かみさんと近くの公園などを散歩しているのであります。
で、心地よい風などもふいてきて、木々の中をあるきながら、ふと耳を澄ませると、葉っぱが風に揺れて、おたがいすれあって、さわさわとなんとも「いい音」。いつもは人の奏でる音楽ばっかり聴いているけれど、こういう自然の奏でる音っていうのもいいなあと思います。
さて、こういう「葉音」に合う音楽はあるかしらん、つらつら考えました。武満? う~ん、もちろん武満さんの音楽は自然の音をベースにした感じはするけれども、もすこし日本の伝統、文化みたいな要素がはいったような感じがして、ちょっと違うかなあ、、
おお、そうだあれだっと思い出したのが、ドビッシーのピアノ曲「アラベスク」。ああ、あたし的にはこれだわ、、
ピアノの一音一音がまるで木の葉一枚一枚みたくつらなって、美しい音楽に結晶するというか、、あれはすばらしい音楽だし、こんな自然の音もしくは風景にぴったりに音楽ではないかしらん、、、
アラベスクって、もともとはイスラム美術にこまかいデザインから来たっていうふうに記憶しているけれど、
こんなかんじ、、
アラベスクと木の葉、、こうやってみるとなんとなく似てますね(笑)。