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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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SATRIの新型アンプ+リベラメンテの相性は?

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SATRIの機器のメンテが必要なので(接触不良とかが出てきた)ので、久しぶりにバクーンプロダクツに言ってナガイさんと会ってきた。相変わらず元気そうで、やっぱり海外からの引き合いが多くて忙しいとのことで、今までナガイさんとMさんのお二人だったのが、もうひとりSさんが仲間として加わっていた。ナガイさん商売繁盛ですねって言ったら、いやいやとご謙遜(笑)。


その時はあまり時間がなかったので、あたしの機器を置いて、ちょっと話をしただけだったのだけど、ナガイさんがぢゃ、今手持ちの新しいアンプ台車でお貸ししますねと言って、お借りしたのがこれ!! 




SATRIアンプ新シリーズのエントリーモデルのAMP-5521(あたしのはAMP-5512だから注意!)である。


で、さっそく接続して聞いた。今回はプリもメンテに出したのでDACー2000から直接SATRI LINK接続。送り系は、これまでと同じくリベラメンテUSBケーブル他、リベラメンテデジタルケーブルで接続された、インフラノイズ機器群。PCからWAVファイルを再生する。


AMP-5521の電源は中村トランスのタップから、まずはその辺にあったPC用のケーブルを使う。


さて、いろいろ聞いてみる、、


なるほど、これはあたしの旧アンプとは様相がいささか違うなあ、、

あたしのAMP-5512の音はもっとこう、艶とかコクがあって、なんともいえないサムシングがある。一方、新アンプは、そういったいわゆる「オディオ的なこと」よりもむしろ、解像度にフォーカスしてここを上げていったという感じがする。いや、いい意味で、、


新アンプの音は、なにしろ音のひとつひとつが可視できるというか、音が眼前に見えるという感じなのです。さらには、音場が立体的に広がる = ホログラフィック。B&WのSPは奥行のある表現ができるスピーカーだとは思うけど、バジェットプライスのDM-602でこれだけの立体感がでたのにはびっくり。しかし、どうも音がちょっとハイあがり気味で、ガサつきもあるので、電源ケーブルを手持ちのサウンドトレールの超極太スナーに交換。


ああ、素直に反応。さっき気になっていた部分が落ち着いて、弦の音などはしっとり、濡れたような感じ、、全体的に音がしまっているというか、音それぞれのフォーカスがびしっとあっているという感じがする。


ん~これはUSBリベラメンテとの相乗効果なのかもしれないけど、なにしろSATRI機器とインフラノイズ機器の相性は、何回も書くけれどすこぶる良いのである!


このラインを数時間あたためた後の音はさらに上のような傾向が進んで、DM-602で何を聞いても、納得できる音なんです。


だけども、SATRIプリを接続したときの音質の飛躍的向上を知っているものとしては、もちろんDACと直結の音も良いけれど、プリ

と接続したらどうなるのか、ものすごくそそられる。


それにしても単体で聞いただけでも、AMP-5521は素晴らしいアンプだとあたしは感じた。旧アンプの持つサムシングを保持しながらも、さらに精度が確実に向上している。


AMP-5512に変えて聞いた武満徹の音楽は、上の傾向で鳴るのだから、さらに説得力があるものに変わった。


さて、あたしの手持ち機器については、昨日ナガイさんから連絡があって、メンテの段取りが付いた。特にプリについては、出力段に最新のSATRI ICを入れますからね~とのこと。ああ、またちょっと散財になるけど、確実に音は良くなるからしようがない、、


それと、プリと接続して新アンプ聞いてみたいですね~と言ったら、ぢゃ今度入ったら貸しますということで、またこれが楽しみ。


来週末には、超ど級アンプ AMP-5540も戻ってくるから、さて旧・新SATRIアンプの音質比較ができるぞっ!


AMP-5512、リベラメンテチームとあわせて、さらに聞きこんでみる!




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