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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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1952年のゴルフ、、、

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地方紙を見ていたら、あたしが生まれる10年も前に熊本発のゴルフコースができたときの写真が載っていた。ああ、そうか、あたしが生まれる10年も前にもちゃんと、だれかは生きていてゴルフを楽しんでいるのだなあ、でも、生まれていない自分っていうのは、そのときはたして死んでいるのか、生きているかなんとも定義できないな~などど、実に不思議に思ったのでした。




(これが1952年のゴルフ風景)



スタン・ゲッツもなくなってもう長くなるけれど、最近よく聞いているのが彼とピアニストのケニーバロンデュオアルバム「ピープルタイム」。この盤は、ちょっと前にも紹介したことがあるけれど、実に良い演奏がつまっている。


で、この連休はまたSATRIのAMP-5540とヤマハのNS-100(百だよ!)をつないで、ジャズを聞いていた訳です。で、このCDを聞いた。


ん~とてもいいんだけど、スタンのサックスの音がはいレンジで妙にキンキンして、一本調子に聞こえたのでした。あ~そういう録音だったのかなあと思ったけれど、802ダイモンドで鳴らすとこういうピーキー感はなかったのね。


という訳で、スピーカーをヤマハからB&WのバジェットSP DM-601に変えて聞いてみた。


そしたら、やっぱりだいぶ違う。ピーキー感がなくなって、なんというか演奏に深みというか味が濃くなったというか、こちらの方が音楽好きにとってはベターなSPだと思った。


もちろん、DMー601をカルダスのケーブルで接続したり、ジャンパーケーブルをサウンドトレール社のスナーケーブルに交換したりした効果が出てるのかもしれないけれど、、


ヤマハの音は30年前の日本人が好んでた音の傾向なのかもしれないなあ。もちろん、その頃はあたしも血気盛んなオディオヤングであったので、こういう音がいかす~(って死語ですかあ?)と感じていたのかもしれないなあ。悪くない、決して悪くないけど、ずっと聞いていると一本調子に聞こえるのよね、、なぜか、、


それにしてもと、今あたしが聞きたいと思うSPに日本製はあるかなあと考えた。もちろんヤマハはいいけれど、ダイヤトーンなんてのは聞く機会がなかったし、JBLの蜂の巣を聞いてしまった後では、他のSPはなんともつまらなくなってしまった。もちろんB&Wは別として、、


もっとさかのぼって1952年のオディオファンたちは、どういう機械で、どういう音で聞いていたのだろうか、、もし、タイムトリップできるんだった、そういう市井のオディオファンたちの当時の活動を見てみたい、、なんて思うのです。


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