雨の週末で、昨日は義理の母が東京に一時帰省したので、家族総出(もちろん犬も)で飛行場まで見送りに行きました。朝早かったにもかかわらず結構人が多くて、びっくり。景気がちょっとは良くなっているのかもしれません。
そうして、ずっと雨、、こんな日はまったりジャズ聞くのがいちばんばいとか言って、いろいろ聞いていたら、夕方、アマゾンで頼んでいた、ジャズ批評誌でオーディオ大賞を受賞したCDが届いたので、おお!これこれ!といいながら、まずは金賞のAlessandro Galati Trio "Seals" をさっそく聞く、、
ん~やはりイタリアのピアノトリオだけあって、全曲ゆったりめのテンポで実に繊細かつ美音充満、ベースも豊かな量感をもって鳴る。特筆すべきはドラムス、細かい音の動きがとらえられていて、すばらしい。
もちろん熱気ほとばしるという演奏ではないものの、決して冷めたプレイでもないですね、、このグループなりに内に秘めた盛り上がりが確かにある、、、
なんかやっぱり、今この瞬間に燃え上がるジャズではなくて、音楽全体を意識して、ひとつの作品として作るっていうジャズという感じ、やっぱりヨーロッパのジャズなんですね、、
あたしの大好きなエンリコ・ピアラヌンツィにも似た、音楽。もちろん彼もイタリア人ですね。
外はしとしとする雨、あつくもなくさむくもなく、ちょっとうすぐらい日曜の夕方、ひたひた迫る美しい音のジャズに、ちょいとうとうとしながら、気付いたら全曲終わっていた、、
もう一回聞いてもいいなあと思った、、
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