という訳で気が付けば53歳ではなくて、DG-58があたしの部屋に設置されていた(笑)。
それがちょうど1週間ほど前になりますか、、
当初はHS-LINKでCDPと58をデジタルで直結して調整しようと思っていたのだけど、いかんせん専用ケーブルを買い損ねて、ええい、まずはアナログ接続ぢゃ~とC-3800とA-70の間に58をかませて調整することにした。この時点でもうすでに電源ケーブルは入手済だったインフラノイズのリベラメンテパワーケーブルであります。プリ、メイン間もインフラノイズのリベラメンテのバランスケーブル。
(アナログがあったところに58がっ!)
しっかし! 58というのはあまりにも多機能なので、取説が分厚い! 70ページぐらいあるのかしらん! しかし調整のポイントだけ1枚にまとめた「簡単ガイド」が添付されていて、まずはこちらを見て調整手順を確認する。
実は58を導入しようと決めた頃から、長崎のストラディバリ使いの方のブログなどを精読・熟読させていただいたのでした。そのほかにも48使いの方などのブログなども読ませていただいて、大体の使い道はわかったようなつもりであったのだけど、、
さて、まずは付属のマイクをマイクスタンドでもって、いつもの自分の耳の位置に設置する。よし、次に音場補正(ヴォイシング)に入ります。
事前に集めておいた情報から、58ではスムーズヴォイシングという機能がついていて、こちらの方が部屋の特性にあった、ナチュラルな補正をするし、実際なかなか使えるということが分かっていた。だから、今回は通常のフラット補正ではなくて、はじめっからスムーズヴォイシングからはじめた。で、測定開始!
おおっ! はじめて聞く人はびっくりだよっ! ドレミフャソラシドー
ドレミファソラシドー ドレミャソラシドー
とみんな知ってる音階が調をすこしづつあげながら、さげながら補正していくのだからねっ!
フランス製のトレノフは、補正はホワイトノイズだったけれど、アキュのはちょっと聞きだと、おもちゃの音みたいで、ちょっと心配になった(笑)。
で、1分ほどで補正は完了して、スムーズヴォイシング状態になったのであった。
で、この状態で一回聞いてみた。
ん~悪くはないんだけど、音がうす~いっ、しかも今までのつやも透明感もいったいどこへ行ったんだっていう感じの、実に薄っぺらい音なんです! しかも音の質感はざらついている、、ああっ、最悪ですね、、このままだと、さいあくですね、、、
うわ、これはいかん、これはこの1年間で最悪の音だっ!ってあたしは天をのろったなあ、、、
しっかし、この時点ですでにネットはもちろんだけど、最近のステレオサウンドで、評論家のみなさんの調整方法も読んでいたので、実はこれからがイコライザーのチャレンジのはじまりはじまり~っていうことも知っていたので、いよいよこれからがイコライザーの「虎の穴」なのだねっ、おおし、わかった、いっちゃる、そうして必ず
あたしなりの超美音を出してやると心に誓ったのだった!
柳沢先生いわく
これから真っ白いキャンバスに自分の絵を描く
のだっ!
①おわり つづく!