LINNのLP-12の調整をもうすこし詰めてやっておりますね。
今回は以下の調整を行ってみました:
① テーブル全体の平行を出す
水準器でもって、キャビネットの下にゴム板を敷いてメモリが
平行になるまで追い込む。
② ターンテーブルを水平に調整
ターンテーブルがどう見ても正面から見て、右上がりであったの
で、例の内部3本ネジを使って、左側を少し上げて、右側と水平
になるよう調整。
以上2点を調整して、SMEのアームの調整は今回はパス。
で、音だけど、実はこれだけのことで飛躍的に良くなったのでびっくり!
音のつながりが良いというか、余韻が長く聞こえるようになった。
特にサックスなんかのなり方は、とても細かいニュアンスまで出るようになった。団子のようになっていた音が、あたかも解放されて
出てくるようになった。
なにしろ、大変良い方向に変わった。
基本的な調整をするだけで、このターンテーブルの音は敏感に反応する。なるほど、このターンテーブルの調整が難しいという意味が少しわかった。
でもね、できないことはないとも思った。