LP-12とジャズと言えば、一関ベイシーのそれが有名。
ベイシーのオーナー菅原氏は、自著でLP-12の音を次にように書いている:
「ロイ・へインズのひっ叩くラデック・ドラムの渇いた音がいきなり 「 パカーン ! 」と小気味よく鳴り響いた! 何コーラスもいかないうちに、僕は、 「 これは何たるプレーヤーだ! 」 と既に冷静さを欠いていた。 もちろん、マイルス、コルトレーン、ベイシー、エリントン、サッチモ、と片っ端からかけてみたのはいうまでも無い。 非の打ち所が無いそれは鳴りっぷりであった。 音色が美しく、音の彫りが深く、ヴィブラートが良くかかり、余韻が最後の最後までキレイに残り、ピッチがしっかりとしていて、大音響の中に静寂が聴こえる。 そして正確に、スィングした」。
なんて書いている。うちのLP-12は、まあ、なんちゃって調整なんだけど、菅原さんが書いているような音の傾向の片りんはあるのね。特に、音の彫りが深いく、ヴィブラートがよくかかる==という傾向はあると思う。
菅原さんは、LP-12をキャビネット抜きで、ターンテーブルをラックに直置きしているらしいのだけど、水平はどうやってだすんだろ?
しかし、どうして、LPつ~のは、聞いているうちに寝てしまうのでしょうか、、やっぱり音そのものが気持ちがいいからかな、、、
うちのなんちゃって調整は今日も続く、