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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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マランツの音とは、、、

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貸してもらっているマランツの7と8の音がすこぶる良いので、どうもこれらがFALを鳴らすメインのアンプになるんでないかと思っている。

 

しかし、いろいろ調べてみたり、マランツ使いの音もだちからいろいろ聞いてみると、どうもうちのマランツの音は、本当のマランツの音ではないみたいなのです、、

 

いわく、、針の穴を通すような繊細なつくりであって、、音楽性がゆたか、、

 

なのだそうだ、、

 

そうして、きちんとセッティングしてあげないと本当の実力がでないとのことなのだそうだ、、

 

ところで、マエストロ村井からマランツ7ならインフラノイズの社長の秋葉さんにいろいろ相談してみたらというご助言を受けたのだけど、、いろいろと間抜けなことをしているので、おこられそうなのでまだ連絡もしていない状況です(笑)。

 

しかし、そうだとすると、秋葉社長はマランツのアンプで音楽聞きながら、リベラメンテとかの音調整をなさっているということなのであろう、、そうすると、、リベラメンテを使うことでマランツのアンプはタ大変によく鳴るということではないかとかってに解釈したのでありました(笑)。

 

さらに音もだちから、マランツは電源関係の変化にも敏感に反応するということで、ステップダウントランスとか使うよりも、直で100Vをコンセントからとった方が良いのではないかという助言も受けました。

 

電源回りもインフラノイズのアイテムを使って、ややセッティングを変えてみることにしました。

 

先ずはマランツ7の電源を中村トランスの100V(ノイズカットフィルター付)からとることにしました。7の電源ケーブルは直出しなので、パワーリベラメンテに交換することはできないのだけど、、

 

こういうときに開発されたのが、「フィルタライザー 電源フィルター」なのでした。何かのときに使うかもと、ケーブル注文とあわせて2個入れておいたのでした、、

 

木製のフィルターのケーブルを適正回数巻きつけるだけなのだけど、、どうなるか、、

 

(こうやって木製のフィルターにケーブルを巻きつけるだけ)

モデル8は、相変わらず中村トランスの200V→100Vのステップダウントランスを使う、、まあ、これまでトラブルはなかったし、極端に電圧に問題があるということでもないので、、そうして今回はこのトランスのリベランメンテパワータップを接続して、このタップを介してモデル8に供給することにしました。

 

(下がパワーリベラメンテ電源タップ)

そうなると、インターコネクトもすべてリベラメンテということになってしまって、もうアンプの回りは青ケーブルだらけになってしまった。

 

さて、そうして電源を入れます。電源の入れ方にも作法があって、まずはプリ、玉があたたまるまで待つのだぞ! そうして、次にメインアンプに灯を入れる。そうして、このままの状態で数分間待つ、この間、音はださない、、そうして、いよいよプリ・メインの玉があたたまったところで音を出す。しかし、この際、音はほんの控え目に

大音量なんかだしてはいけない。システム全体があたたまった、そうね1時間ぐらいしてから、さて、ふつうに音を、音楽を聞きましょう、、

 

ということ、、、あれ、これ、なんかに似てるなあ、茶道とかそういうのにちょっと似てますね、、お作法なんですね(笑)。

 

さて、上の状態で音を出します。あっ、もちろんアンプの極性は耳で聞いた上で合わせております。

 

あらら、あらら、この前とまったく違う傾向ですね、、セッティング変更前は「木目調の柔らかいけれどエネルギーにあふれる美音」とか書いていたけれど、今回の音は

 

「クリアーで音のピントがばちっとあって、硬軟のバランスが絶妙であって、エネルギー感にあふれていて、しかもスピードが速い!」

のでありまして、ちょっと前まで聞いていたアキュのアンプにもまったく引けをとらない、実に「現代的」な音なのであります、、

 

マランツの音は、上にも書いたように、針の穴をも通すようないい意味でキレッキレッの音だともいわれるけれども、、、なるほどそのような表現があってるともいえる、、

 

しかし、前までの柔らかくて、やさしい音は、やや後退して、スピード感と解像度がぐ~んとあがったことには驚いた、、

 

ジャズ、クラッシックとCDを聞いていくと、、、楽器それぞれの音がはっきり立ち上がってくるのですね、、

 

時間がたつにつれて、7と8の調子はどんどんあがる、この間、紹介したジュリーニの指揮した大昔の「フィガロ」をかけてみたら、もう本当についこの間録音したとっいってもわからんほどの瑞々しい音で鳴った! 音それぞれのピントがしっかりあってる、、いつもなら退屈で飛ばすリブレットのパートも聞いていてたのしい、

 

いやあ、しかし、FALが水を得た魚のように鳴っているではないですか!? 透明で澄んだ音ですね、、

 

アンプを貸してくれた音もだちによると、このアンプはキットなのだけど、腕の良い電気の技術屋さんが組んだもので、パーツもほとんどオリジナル(だけどボリュームだけが違う、惜しい!)、8Bの玉はその人が聞いてベストとして松下のもの(たしかにナショナルの刻印がある)、だからムラードとか交換したら、音はまたよくなるとのことでした。

 

いずれにしても、これほどセッティングで変わって、これだけよくなるとは、、もちろんインフラノイズ渾身のアイテムの力もあるけれど、、 

 

 

こんなアンプがあたしが生まれるころには、もう作られていて、もしかして、今よりもっといい音で鳴っていた!?(多分そう?)とすると、、オディオって本当に何だろうとまた悩むではないか、、

 

なにしろしばらくは、このマランツのアンプでFALを鳴らしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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