秋は読書の秋とかいって、このところ久しぶりにたくさん本を読んでいおりました。重松清さんは、結構好きなのだけど、まあ、いわばいい話、浪花節なので、最近はちょっとさけていたのだけど、久しぶりに読んでみましょと、この本を読んだ。
まあ、お話しは幼馴染の4人が40歳前になって、いろいろな人生体験をして、その中のひとりががんで亡くなろうとしているのがわかって、ふるさとの町でいろいろあってというお話しなんだけど、、
テーマは、生きるということ死ぬということ、そうして赦すこと、赦しを得ることとだと思った、、上下2巻で相当に長い物語なのだけど、かたり口や構成がうまいので、一気に読んでしまったぢゃないか、、
ん~なかなかよかったよ、、
で、この本の印象というか読後感というのは、な~にかに似ているなあと考えて、CDをつらつら見ていたら、マリーシュナイダーの盤に目がとまった、、
お~そうだ、、マリーさんの音楽に似ている、彼女の音楽の印象と重松さんの本の感じがとてもよく似ていると思ったのでした、、
どちらも長い、、そうして実にうまい構成でストーリを紡いでいく、その中で山あり谷ありあって、そうして、独特の解放感というかなんというか、、そうね「赦し」みたいな感覚があるのですね、、
ということで、久しぶりにマリーさんのこの盤を聞いた、、
ひところ本当によく聞いたけれど、、
もう一回聞いて、ああ、やっぱりマリーさん聞くと、なんというか、、長~いお話しの後で、なんとも言えない解放感というか安どというか、「赦し」みたいなものがあるなあと思いました、、
そ~言えば、あたしはまだ聞いてないのだけど、ちょっと前に他界されたデビッドボウイさんの最後の作品はマリーさんが全面的に参加しているみたいですね。
ボウイさんも、マリーさんが持つ、ジャズを超えた、良い音楽だけが持つ、なんというかねえ、癒しというか赦しの力を最後の作品にいれたかったのかもしれませんね、、
そんなこんなで、久しぶりにいろんな本を読んで、音楽聞く、、、秋なのであります、、