うちのノッティンガムのプレイヤーでアナログをひさしぶりに聞いてたら、何しろ音が悪いのね、、、
べったりというか、はじけないというか、なんというか面白くない、、、
これは、やっぱり調整が必要なんだねと思って、気合入れて、アジャストすることにした。
音がべったりなんで、ほぐしたい訳なんですから、バランスウエィトを気持ち軽くする。
するとどうでしょう!? 音の様相ががらりとかわって軽くなって、ふわっと音がほどけるから面白い。んでも、これじゃほどけすぎでしょ!?
っていうんで、今度はウェイトを気持ち、重く(手前に動かすってこと)する、すると、今度は、音がしまってくるんだけど、音と音がぶつかってつぶれてします。
だから~ってとかいいながら、ウエィトを微妙に前に後ろにずらす、ずらした
ずらさんかい、ずらしたときとかいいながら、なんとか好みの音に近づいた。
では、次にラテラルウェイト。ノッティンガムの場合、これは実にほそ~い棒に直径5ミリぐらいのウェイトがついてて、こいつを動かすのだけど、あまりにも棒が細いので、こいつが折れないかいつも心配なのです。
こいつを内側に動かすと、音がほぐれて、外に移動すると音が重たくなる。
というので、こちらも音の具合を聴きながら、調整していく。
これって、自転車の調整に似ている、というかやってることは全く同じ。自転車もよく調整すると、人力をよりよく車体に伝えてくれる。アナログもこれと同じで、一番よく針が振動するところを、探しこんでいくっていうことなんだと思う。
しかし。こうやって、一枚のLPの同じ部分を何回も聞きながら、追い込んでいくというのは、いやなかなか大変です。
でもね、こうやって追い込んだ後の、LPから出る弦の音っていうのは、CDでは絶対に出ないような実在感のあるものなんですね、、、
でもね、でもね、酒仙坊さんとか絶対、うなづいてくれると思うのだけど、酒飲んで、へろへろになってアナログは扱えないのですよ、、だってね、へろへろになって針を折ったことがあるのだ! しかも、アナログはいちいち、きれいにするところとかがあって、もう、酔っぱらったら、危なくてしようがない、、、
仕方ないからへろへろのときは、CDだ、、、、