すんごい疲れたけど、火曜日の午後9時は、Mバードのお楽しみ「オーディオ歴史館」を聞かなきゃ! ということで、昨晩は寝床にはいって、ヘッドフォンで聞きました。
先回のシュア―のカートリッジ聞き倒し編に続いて、今回は昨年12月リリースされたオーディオテクニカのVM型新カートリッジを牧野館長と生島学芸員のお二人が聞き倒すというもの。
(これらが新型VMカートリッジ)
生島氏によると、昨年12月にオ社が、あたかも社運をかけたように、VMカートリッジを一新、ど~んと新機種を多数リリースしたということで、この中の目ぼしいものを聞きましょうということでした。
新機種多種なので詳細はこちらで確認してください(笑)。
https://www.audio-technica.co.jp/atj/list_model.php?categoryId=1010502
先ずは、モノラル専用のカートリッジ、、
サッチモのSP盤をテクニクスのSL1200MK4に取り付けてプレイ開始、、これが、すごく良かった、、もちろんスクラッチノイズはあるのだけど、なんというか、これがSP盤かと疑うほどの音のリアリティなのです、、サッチモのラッパも良いけれど、それよりもバックのピアノ音の良さ、、そうしてSPなのに、バックのビッグバンドの音も活き活きと演奏されて、これはすごい、あらためてSP盤の音の良さに圧倒されました。 このカートリッジすごいすね、、
次に、おふたり、、ええいもう面倒と、しょっぱなから今回リリースされた最高機種のVMカートリッジ(シバタ針っていうことでした)で、聞いてみましょうということで、かけたのは歌謡曲(リストでチェックしてね)だったのだけど、、
出演:牧野茂雄、生島昇 ※オーディオテクニカの新しいフォノカートリッジュを聴く・前編 | - | |
La Vie En Rose(バラ色の人生) | Louis Armstrong | DECCADE-5 |
Boogie Wonderland | "Earth | Wind & Fire"Columbia |
サラダ記念日 | 渡辺典子 | CBS/SONY07SH-3049 |
サラダ記念日 | 渡辺典子 | CBS/SONY07SH-3049 |
涙のペーパームーン | 石川秀美 | RCARHS-88 |
セクシーナイト | 三原順子 | KINGK-108 |
What's On Your Mind | George Benson | QwestH83453
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ああ、これはもうふつ~のアナログの音ではありませんね。ものすごいレンジ感! 上から下からも~すべて拾うけん、ぜ~んぶ出すけん!みたいな勢いの音で、、そりゃすごい! でもかといってまとまりがないわけぢゃなくて、ウエルバランス、、そして、スクラッチノイズがほとんどしない、、すごいSN! いや、こりゃSACD以上かもなと、、、聞いていてちょっとのけぞりますね、、
牧野・生島両氏も、いや~、これは、、いや~悶絶ですね~とかいって驚いていられる、、、
生島氏、、、「これはひとつのシバタ記念日ですねえ~」と曲にひっかける、、ん~生島さん、こういうしゃれが本当にうまいなあ(笑)。
んで、もって、では、セカンドベストのカートリッジで聞いてみましょというので、聞きました、、(サラダ記念日)
これは、前のものと音の特徴はほとんど変わらないのだけど、ちょっと全体的にまるみが感じられる、、でも、これも良いですね。
生島・牧野氏も、これもいいなあ、でも、やっぱり最高機種で聞いてみたいですねと、同じ曲(サラダ記念日)を再度カートリッジを交換してプレイ、、
いやいやいや、、こうやって聞き比べてみると、もうこっちの方が断然良いですね、、倍音成分というか、録音のエコー成分までがはっきり聞き取れますし、ダイナミックレンジというか、上から下までの幅がさらに広い、、パーカッションの金属音なんかも、、もうリアル、、音場も広いし、楽器の定位もばっちり、、こりは、すごいなあ。
そんなこんなで、牧野・生島両氏もう~ん、これは、、いい、こういうのがリーズナブルな価格で(上の最高器種でも8万前後)で購入できるんだった、いいですよねと感心することしきりなのである、、
その他のカートリッジも聞いたけれど、やっぱり、上の最高機種はダントツNO1でした、、
うちのAV用ヘッドフォンで聞いても、上のとおり違いがはっきり分かりました。来週はリピートだから、聞き逃した方は、是非聞いてくださいませ。
あっ今回の特集はVM型ですからね、気を付けてね、、