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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ふせっても聞く、、ミュージックバード、、

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という訳で今週前半は、風邪をひいてしまって家で寝ておりました。何もすることはないので、Mバードの放送を朝から聞いておりました。

 

124CH THE AUDIOの名物パーソナリティの番組は、普段なら夜8時から聞くところだけど(あるいはビデオに録音しておいて)、実は夜の放送はリピートであって、本放送は朝9時からやってるんですね。

 

で、23日。夜の雰囲気むんむんの「温故知新・オーディオ歴史館」なんかも、さわやかな朝に聞いたからたまらない、、なんともこの牧野・生島両氏のかもしだすディープな感じと、うちの小鳥がないて雲ひとつない晴天のミスマッチさがたまらない、ああ、熱あがりそ、、

 

で、23日の放送は、「ナカミチのデッキは音が良い特集②」でありました。

 

内容は:

 

5月23日/ナカミチ製カセットデッキの聴き比べ・後編
 昔のモノラル版LPとモノラルSP盤からのコピーは驚くほど鮮烈な音がする。SP盤をそのまま78rpmで演奏した場合の醍醐味は、その生々しさと音の刺激だが、不思議なことにカセットテープに録音すると「尖った部分」だけが消える。オーディオマニア的な原音再生とは少々趣を異にするが、これがテープサウンドの魅力である。前編に続きナカミチの2台が活躍。ユニディレクショナル(一方向の)オートリバースという、よくよく考えれば矛盾を抱えたナカミチ独自の機構は「人間の手作業をなくしたカセット入れ替え法式だ」という結論で生島主席学芸員は締めくくった。[再放送=5月30日]

 

というもので、かかった曲は:

出演:牧野茂雄、生島昇 ※なぜNakamichiはすごいのか~Part 2特集- 
私の首領石野真子VictorVCH-20089
Dreamer Dreamer (LP起し)Ethel EnnisJubilesLP-1021
夏をあきらめて研ナオコPony Canyon28P6442
気ままにReflection杏里For Life28C-55
Dealin'Richard Davis GroupMuseMR 5027
Round About Midnight (SP起し)Thelonious MonkBlue Note543-A

 

という感じで、いやはやもうジャンルも何もあったもんぢゃないのだけどね、、はじめにかかった石野真子さんの曲の音の良さ! これ本当にカセットかと耳を疑うほどであります。

 

それと、生島さんが自宅で愛蔵SP盤からナカミチのデッキで録音したものですとかけてくれた、上の2曲は、、いやあ絶品! これがもともとSPの音なのと? これも耳を疑う、、

 

でも、この実にいい塩梅の音はナカミチのデッキでないとでないのですよ。他メーカーでは決して出ないとお二人が断言、、

 

そうして、ナカミチデッキにおいては、そのトラブルさえナカミチらしいと牧野さん。なんでも、走行ボタンを押しても回らないのだけど、ボタンの中に設置してある麦玉(LEDはない)が切れていて、実はこれが切れてしまうと、再録音系の走行が機能しなくなるというナカミチ独自?のトラブルだとのこと、、この説明を聞いて、生島さんがナカミチの変態的完全主義の結果ですね~とコメント、、

 

それにしても生島さんが今回持ち込まれたRX-505の完璧なリバース動作に牧野さんが嬉嬉として、すごいすごい!と連発、、あんまりやりすぎるとこわれるんではないかとリスナーはひやひやですよ(笑)。

 

 

それにしても、あたしも元ナカミチデッキの所有者だけど、オディオ歴も大分長くなった今だからこそ、ナカミチの本当の音の良さが実感できたのだと思う。今でもドラゴン手放さなければよかったと思うもの、、

 

しかし、本当にあの時代、ナカミチのデッキは全く唯一無二の存在で、カセットデッキの真の王者だったなあ、、

 

ところで、昨日、仕事のからみで近くのホームセンターで、いろいろ探していたら、電材エリアで、しっかりカセットテープが売ってあった。へ~今でも新品があるんだと、少し驚いてしまったのでした。もちろん、ノーマルテープだけだったけれど、

上のおふたりが「ナカミチだとノーマルテープでもいい音する」と言われていたので、ドラゴンを今でももっていたら、テープ買うな~と思いながら棚にもどしました(笑)。

 

昭和の時代のオーディオ全盛期、、あたらしらは、まだ高校生ぐらいでおこづかいも少なくて、電気屋さんに行ってはオディオを聞かせてもらって、すげ~とか言ってステレオのカタログをしこため集めたものだった、、それらを寝床でながめては大人になっても、こんなに高いのかえないなあ~とため息をついておりました(今ではもっと高いやつをほいほい買って自分の首をしめてるけどね(笑))。

 

あの当時の音がどういうものだったのか、、、70年代オーディオの実力を、今、番組中で炸裂させてくれるのは、50も半ばをすぎたあたしらとってはとってもわくわくするものであります、、牧野・生島両氏のオディオ漫才もすでに絶妙の域!

 

来週からは、アナログプレイヤー特集だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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