で、そのようなセッティングにして、音を出してみた。
CECのDACで88KHZにアップコンバートしたらどうかということですね。この状態でケーブルは、すべてリベラメンテにもどしてあるのでした。
アップコンバートと言えば、以前、DCSのエルガー、パーセルでアップコンバートを試したことがあったけど、あの時は、マッキンのアンプとXRT-22というセッティングであったから、普通でもアップコンバートでも、それほど音の違いがはっきりとは判らなかった。
でも、今回のアップコンバートの音の違いは実に顕著でしたの(笑)。
以前の経験だと、アップコンバートした音は、確かに44kHZよりもずっと柔らかくなって、聞きやすいけれど、エネルギー感が後退してしまって、クラックシックなら良いけれど、ジャズだと、どうももやもやしてなあという感じがあったけれど、、
今回のアップコンバートは、そういった音全体がスローダウンするっていうことはないですね。音全体はたしかにまろやかになって、弦の音なんかが震えるところはなんとも良い、、だけどベースの音なんかは44KHZで聞くよりも、ずっと深くて重い(いい意味でね)。
不思議なことなんだけど、ボリュームの位置を少し下げないとエネルギーが充満しすぎて、苦しいぐらいなんですよ(笑)。
端的に言ってアップコンバートした音は大変に良いです。あたし好み、、、もちろんCECのちょっとすましたような、素っ気ない感じはあるのだけど、それを踏まえても、この音はオディオ馬鹿一代をとらえてはなさいサムシングがあるなあ、、、
96KHZまで上げたらどうなるのか、、、それはまだ先のこと