あたしも、土曜は朝だけの出勤だったから、都合昨日まで、まあ、3連休だったって訳です。で、久しぶりに同居人のおばはんと街に行ったり、娘がかえってきて、特製カレーつくったり、犬とあそびに行ったり、結構盛だくさんだったのだけど、はい、オディオもやりましたよっ!
サブシステムの音質向上にがんばりました。
ラックスマンの往年の名機L-570でハーベスを鳴らして、そこそこいい音がするんだけど、なにしろ、ものがプリメインだから、セパレートみたく、プリにいろんな機器を接続して、んでもってメインアンプはちょっと離して、SPの近くにおいておくなんて芸当ができないもんだから、いろいろ考えまして、L-570を機器の近くにもってくることにしました。
こうすると、今使ってるSPケーブルだと長さがたりないので、カルダスの5メートルケーブルを取り出してきて、こいつで、アンプとハーベスを接続する。
んで、もって音出し。
いや、しょぼい、、しょぼすぎる。SPケーブルが悪いのか、アンプを移動して、電源をタップでとってるからだろうか、なにしろ音がしょぼい、、ぐっとボリューム上げると、まあまあになるのだけど、それでもなんというか音に生気というか、ぼんやりとした、なんともぼうっとした音なんですね。
鳴らしこめば、良くなるかと思って、朝から昼ごろまで鳴らしてみたんだけど、いっこうに変わらない。え~い、じゃ~、もう少し先にやろと思っていた、タンノイスピーカーへ変更することにいたしました。
ものは、タンノイのスターリングの新型GRであります。地震後のどさくさで、気が付いたら新旧スターリングがどっちも入っていて、旧型は実家で良くならしていたのですが、新型は、なかなか鳴らすことがなくて、かわいそうな日々を送っていたのでしたが、いよいよ、本格的にならしてみます。
この機会に、こちらも往年のCDPでありますラックスマンのD-500とHO店で入手したテクニクスのSL1200MK4も接続。
そうして、今回、Mバードをもっといい音で聞こうと、DACをサンバレーのSV-192PROに変えてみました。こいつは、48K/24ビット対応可能なので、今回堂々登場であります。こいつとONKYOのプロセッサーをつないで、MBのエアチェックもできるようにしました。このDACとL-570をピンプラグで接続します。
というか、L570にはバランス入力も1系統あるのだけど、あえて今回は接続はすべてRCAピンケーブルで接続します。DACとアンプは、あたしの最も信頼するインフラノイズのリベラメンテを使用、CDPとの接続はシャークワイヤー、そして、今回はSPケーブルもリベラメンテSPケーブルをバイワイヤで接続。だから右左それぞれ2本の合計4本という豪華版(笑)。スターリングGRはバイワイヤリング対応なのです。
さて、すべて接続完了、音出しをして、問題なく音がでます。でもって、アンプを定位置に置く。いよいよ、本格的に音出しであります。
で、聞いた、、 おお! 全然違う、、もう音の量感がまるで違う!ハーベスとサイズが違うからっていうこともあるけれど、もうまるっきり音の質感が違う! おお!これはもしかしたら、あたし好みの音になるかもと期待しつつ、聞きこんでいくと、
どうも右側の音が弱い、、 なんだなんだ、やっぱ昔のアンプだから、やばいのか、いやちゃんとOHしたから大丈夫なはずなんだが、、なんていろいろ見ていくと、あらら、あらら、
スピーカーケーブルの一本がアンプの出力端子から外れてました。すまぬすまぬとか言いながら、もういちど、しっかり接続します。
で、鳴らした。ああ、もう大丈夫、、 右左ともかちっとバランスそろって出てきます。ほっ、、で、もって、夜までこのままMバードでクラッシックを流してエージング。
で、夜ごはんも食べて、娘をかえって、いよいよ、L570とスターリングGRの様子をうかがいます。
聞き出した。ああ、これだわ、、これがあたしの覚えているL570の音だわ、、
ゆったり、たっぷり、豊かな低中音の上、コクと艶のある広域がのってくる、、
クラッシックを聞いてもジャズを聞いて(MBでね)、、もう、あたし好みの音、、
D-500に切り替えて、ジャズを聞いてみると、、ああ、なんというか、音が豊かで厚いですよね。高解像度なんてことじゃなくて、実にいい塩梅の音、、同じメーカー製品だから相性はばっちり、、この音だと、ず~っと聞いていられるなあ、まったくつかれない音ですね、、
SL-1200でカラヤンBPOのワーグナのLPを聞いてみます。
ああ、アナログいいわ、、音の柔らかさというか、ほぐれぐあいが、やっぱりデジタルではでない雰囲気、、クリーアで解像度も高い、、L-570のアナログ回路は、気合入れて作ってあって、アナログの音は抜群って聞いていたけれど、なるほど、あらためて納得。
いや、スターリングGRとL570の相性は、もう期待をはるかに上回りますね。
旧型よりGRの方が、当たり前なんだろうけど、弾力があって、ジャズなんか聞いても全くいける、、もう、このまったくヒステリックなところがなくて、暑くて豊かな低中音にあめ色のピアノの音が響が出てくるから、たまりません、、
こんな音がほしかったんだあ、、
なんで、はじめっからこういうのにしなかったんだろう、、、B&Wでもアキュでもこんな音は出せんだろうなあ、、まったくキャラが違うから当たり前なんだろうけど、
スターリングGRは、本当に音楽をたのしく美しく聞くためにつくられたスピーカーとの感をあらたにしました。
さて、サンバレーの真空管DAC SV-196PROにMバードチューナーを接続した音も、いや、大変良いです。24ビットモードにして再生すると、もう、ナチュラル、、CDとかで感じる、ざらっとしたところが全くなくて、もう音楽だけが出てくるという感じ。
プロセッサー経由でエアチェックした番組も、、リアリティが全く違います。昨日は
月曜日で、朝から炭山さんと荒川さんの「オーディオ実験工房」をエアチェックしてみたのだけど、ゲストの方が持参された音源が実にリアルに再生されました。
Mバード用のDACには24ビット対応のものが是非必要ってことを認識しました、、
んでもって2日かけて、なんとかタンノイスターリングGRで、満足できる音に仕上りました。
(これはなんぢゃと、めずらしそうに犬がCDPを見る)
しかし、あれですね。SATRIのAMP-KUMAMOTOのパフォーマンスに驚いた後で、往年のA級プリメインの音にも魅了されました。どちらも、すばらしいアンプです。ただ、音の方向性はえらう違う、、
やっぱり、どちらももっていて、気分に応じて交換して楽しむっていうのが一番いいかもしれない、、しばらくは、サブ部屋に入りびたり、、1階のFALとEARがさびしい思いをしてるかも(笑)。