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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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AMP-KUMMOMOTO と タンノイの相性について 

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AMP-KUMAMOTOのエージングがほぼ完了。

B&Wの廉価SPで満足できる音質で鳴りました。で、さらにSPのグレードを上げたらどうなるかと、週末タンノイのスターリングGRで聞いてみました。 

 

信号の送り出し側はDAC-1 + DACU-500とミュージックバードチューナー。アンプとSPは、いつものとおりホームセンターで買ったなんちゃって赤黒ケーブル(5m)をバイワイヤで接続。しかし、まあ、この程度のケーブルでインプレとか書いていいもんかと思うが、まあ、そこはあまり気にしない(笑)。

 

で、ミュージックバードで、クラッシックやらジャズやらボーカルやらいろいろ鳴らしてみました。

もう期待通りの鳴り方ですね(笑)。タンノイのスターリングを、AMP-KUMAMOTOは十分に鳴らし切ります! どのジャンルを聞いてもも~満足できる音ですね。

 

もともと、タンノイのこのSPは、キャラが強くて、下手なアンプでならさないかぎり、低中音の豊かな、ゆったりした、しかし、さわやかで倍音のよくのびる高域と、ばつぐんのバランスで鳴ってくれます。だから、B&Wであれだけの音が出てたので、タンノイも十分になるだろうなと予想はしておりましたが、これだけタンノイとの相性が良いとは思いませんでしたね(笑)。

 

こんな小さなアンプなのに、時間がたつほどにろうろうとタンノイを鳴らします、、フルオケでも、小編成の器楽でも、、実に良くなりますね、、アンプのボリューム位置9時を超えるともう、十分な音量。

マーラーでもブルックナーでも変態現代音楽でもなんでも平気で鳴らしますけん!という感じ、、

 

もちろん信号側のDAC-1とDACU-500の力もあることは間違いない、、

 

こんなふうに週末たっぷり、タンノイとAMP-KUMAMOTOの音を楽しんだ後、久しぶりにアンプを往年のアキュフェーズ C240とP260に変えてならしてみることにしました。

 

あ~なるほどね~。だいぶ違います。アキュのコンビは相当に年期のはいったアンプで、ジャパニーズヴィンテージといっても良いと思いますけれど、いや、どうして、まったく問題なくなりますね、、

エネルギー感はAMP-KUMAMOTOと同程度かな、、P260は130W程度で、AMP-KUMAMOTOは18Wなんだけど、まったく変わりないですね。これはすごい、、AMP-KUMAMOTOはセパレートにまったくひけをとらない、、

 

細かな音の表現とか、解像度はAMP-KUMAMOTOの方が良いかもしれないなあ、、

しかし、違うところがあります。それは、音の色。というか、音全体の色付けというか、、アキュの音は

この当時のアキュによく言われた、キラキラした音なんですね。少なくともうちではそう聞こえる、、

 

ジャズを聞いても、オケを聞いても、このアキュの音のきらめきは、、なんというか、、独特なんですね。スターリングGRは高域特性が非常に良いから、アキュの音のきらめき感をよくだして、なんというのか、派手じゃないけれど、ほんのり美しいクリスマスのイルミネーションみたいな、、悪くないです(笑)。

 

AMP-KUMAMOTOには、このような色付けはほとんどなくて、むしろ木目調と言えばよいのか、実に自然に音そのものを出してくるっていうのでしょうか、、特に器楽のソロやアンザンブルなんかを鳴らすと、、解像度の高さと自然な音調で、、演奏の本質がよくわかるというか、伝わるというか、

音楽そのものを出してくれる、、、 一方アキュは、音楽をいったん自分の絵の具できれいに色付けてして出してくる、そんな感じ、、 いやどちらもそれぞれにキャラでスターリングを魅力的に鳴らしてくれいるのですね(笑)。

 

もちろんアンプとSP側のキャラとのブレンドもありますね。

あたしの場合は、音調としては、AMP-KUMAMOTOとB&W DM600の方が、少し湿った感じに仕上がって好みかなあ、タンノイの場合は、全体が少しドライな音調になる感じ、、B&Wで聞いてるとちょっと玉アンプぽい音調になるのだけど、タンノイだと、やっぱり石のさわやかさが立つと言えばよいか、、

 

設計者の永井さんは、AMP-KUMAMOTOはケーブルとかの影響をあんまり受けないといわれるけれども、AMP-KUMAMOTOにもちょっと色付けしてみたいなあとか、好み音調に仕立てたいなあというときは、ケーブルとかを換えることで、好みの方向にもっていけると思います。

 

だって、これまでのAMP-KUMAMOTOのインプレですが、使っているケーブルは、全て手持ちのいわば名もないアイテムばっかりでありましたから、、ケーブルのいいものを使うと音は相当に変わると思います。

 

また、AMP-KUMAMOTOに好みのプリを使って、好みの音に仕上げるていうのもいいかもしれませんね。この場合AMP-KUMAMOTOを2台使って、バイアンプで鳴らすっていうのもアリかもしれません。

 

 

いずれにしても、このアンプは、単体で使ってもよし、、、プリなんかを使って発展させても良し、、

いろいろ使えるアンプなんでありますね、、

 

音もだちのところにも、そろそろAMP-KUMAMOTOが届いた頃ではないでしょうか? 

いろいろ楽しめますよ! このアンプ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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