平成30年も、早や3日目となり、いよいよ明日から仕事はじめなんだけど、その前に年末年始オディオ初めレポートをしなくてはね(笑)。それは、さておき、今年もみなさんどうぞよろしくお願いします!
今年の音もだちのみなさんがしあわせなオディオライフを送られることをお祈りします!
という訳で、年末29日からクアドラスパイア(QS)のラック2台を組み立てて機器を設置。
で、その前に書いておきたいことはがあったのだ、、メインアンプについてです。昨年の今ごろ、え~いやけくそぢゃ~とか言ってファーストワットのSIT-1を導入し、実に満足して音楽を楽しんでいたのだけどね。しかし好事魔多し、、にっしの~プリ EAR912なんでしょ、、SIT-1との音も良いけどね、EARの本当の音は、やっぱりパワーもEARぢゃないとダメなんぢゃないの、、たとえばEAR509とかね~いいんぢゃないの~とか言う音もだちがいたのだった、、
ん~たしかに、、言われてみればそのとおり、、しらべてみるとなるほどそうかもしれない、、しっかしSIT-1もやけくそ導入で、さらにEAR509となれば、もう実にやばい状況になるんではないか、、いっか~んいっか~んと悩んでいるところへ、音だちが、にっしの~EAR509借りてきてやるから聞いてみらん? とか言うので、は~は~いいながら、聞きます聞きますということになったのでした。
聞いてみると、いや~やっぱ~いいわ~。SIT-1とEAR912プリのコンビの音もとても良いのだけど、EAR502とで鳴らした音は、やっぱりEARの音に染め上げられて、、独特の艶とコク、それとなんともいえないいやらしさ(官能性といっておきます)、、はやっぱりEARのコンビでないと出ないことを実感したのでした。
ファーストワットももちろん手元においておきたかったのだけど、EAR509を入れたら、たぶん、このアンプ使わないだろうな~と思って、予算もなかったので、結局下取りに出して、またまたEAR509MK2を導入したのでありました。ちょっといろいろ事情があって、今まで本機導入については書けなかったのだけど、、、なんかおっかし~な~と感じていられた方も少なくなかったかもしれない(笑)。
という訳で、半年ほど前にはプリ・メインともEARになっていたのだけど、AMP-KUMAMOTOとかのおもしろいプロジェクトがあって、メインシステムの整備が、年末まで手つかずだったのでありました(笑)。
で、うちのメインアンプは EAR509MKⅡなのであります。
FALとの相性は悪いはずもなく、今回の整備前は床置きの状態で鳴らしていたのだけど、EARの音で鳴らしてくれておりました。
さて、昨年の12月29日にもどって、クアドラスパイア(Q4VENT TWIN)が完成。
QSのラックはポールの長さが指定できるので、下段を32センチ、上段を25センチに指定した。
棚板には独特のスリットが入っていて、これが音質向上の要因らしいのだけど、よくはわかりません(笑)。ということで、このラックに機器を入れていく。中村トランスは外に置こうかと思ったけれど、スペース的にはいりそうなので、ええい入れてしまえと設置しました。
で、一台はアナログ系(HAP-Z1ESが入ってはいるのだけど)、
もうひとつはデジタル系にしました。
こちらの要はMYTEK DAC 192ですね。インフラノイズのクロックGPS-777からCECのTL3トランスポートとDACにクロック信号を送ります。下段に置いたPCの下にはインフラノイズのアリエナイザーを敷いております。インフラノイズのUSBケーブルでDACと直で接続して、ハイレゾからDSDまで再生できるようにしました。MバードのチューナーはTOSでDACと接続。中村トランスの200V→100Vトランスから電源タップ2個(ひとつはインフラノイズ製)で電源を供給。
そうして、仕上げはアコーステックリバイブのクオーツオーディオボードRST-38Hであります。
このボートを、FALのSupreme C90EXに敷きます。FALのSPは、見た目よりも軽くて36キロだから、
うんとこしょとがんばればなんとか一人で動かせますので、がんばった、そうしてなんとかボードの上に設置しました。
(SPの下のボードがそれ!)
このボードの音質改善効果はもう絶大! 設置前の音とは段違いですね。先にも書いたように音調が美しい、、響やハーモニーがなめらかになって実に美しい。さらに低中音の歪が全くなくなって、豊かなんだけど、ゆるいということではなくて、ピントのしっかりあった音になりました。全体の響がとても美しい、、FALのSPって鳴らしやすいから、セッティングに気をつかわなくてもいいんだろうとたかをくくっていたけれど、FALのSPを本当に気持ちよく鳴らすには、いいボードを使うことがマストだったんだと痛感しております。古山社長につたえないと(笑)。
このボードの中に水晶の粒子がびっしり入っているので、音がなじむのには、ある程度時間がかかるだろうと思っていたのだけど、いや~導入直後からその効果はあきらか、、使ってまだ1週間もたっていないけれど、音は毎日よくなっておりますね、、このボードは、あたし好みの音調でFALのSPを鳴らしてくれます。いや、これはいい!
今回、アナログプレイヤー2台をクアドラスパイアのラックの天板に置きまして、それぞれレベルを出して、針圧その他を調整。音を出しながら、あらためて針圧その他の微調整をしたところ、今までになく良い音で鳴っています。もちろんEAR912のフォノイコの優秀さもあるのだろうけれど、やっぱりラックの良さが、今回の音質向上の要因であることは間違いないですね。
インターコネクト、デジタル、SP周り、電源ケーブルは全てインフラノイズのリベラメンテケーブルを使用。もうあたしはケーブルでは一切悩まない。ケーブルはインフラノイズのリベラメンテできまり、、EARのアンプはもちろん、MYTEK DACなどの機器の音を実に音楽性豊かに仕上げてくれます。
それにしても、ラックとボードの導入で、これだけあたし好みの音になるとは予想だにしなかった、、
実は心底おどろいておるのです(笑)。
今回は、QSラックをスペース的にSPの間に設置するほかなく、せっかくのSAロジックのボードを背面に引いてしまって、これは残念だったのだけど、このラックは開放型(?)であり棚板の他は音にわるさをするところがないので、音場や定位の問題が全くなかったのは驚きでした。むしろ、ラックの設置で機器の振動が整えられたので、以前にもましてサウンドステージというか、空間性は良くなったような感じがするなあ、、
何にもまして、QSラックのおかげで部屋すっきりしました(笑)。とっても気分が良いです(笑)。
こうして、ラックとオーディオボードの導入で、実にどうも、、手前味噌ではなはだ申し訳ないんですが、この、、音がいい、あたしの好みの音調、響、バランス、、とにかくね、音楽を聞いていてたのしいんだ(笑)、、
B&Wやアキュのときみたく、ハイファイではなくてね。ハイファイ音は楽器の音ひとつひとつが大きな天眼鏡で拡大されたみたいに出てきて、それはそれでたまらない魅力なんだけど、それだけに場合によっては音楽全体のバランスがこわれてしまって、阿鼻叫喚になってしまう(うちではそうだった)。そのバランスのコントロールがハイファイオーディオでは難しいんだろうと思う、、
今のうちの音は、そういう前みたいなハイファイ系では全くない、、B&Wとアキュのときみたいなすごい低音は出ないし、でも、今FALスピーカーが鳴らす音楽の美しさとバランスの見事さは、、聞いていてうならずにはおられないほど、、
FALのユニットが基本的に「フルレンジ」系ということもあるのだろうけれど、、でもオディオマニアは最後にフルレンジにもどっていうことも良く言われてことだし、、狭いうちの部屋では、これぐらいが実にいい塩梅なんだ、、
ともかく年末からのうちの音は、、、決してハイファイぢゃないけれど、音楽が楽しく聞ける、、レコードでも、CDでもPCでも、どれを聞いても音楽が楽しいし、美しい、、
アンプがEARということもあるんだろうけれど、夕方、これでジャズとか聞いていると、ん~ちょっといっぱいやりなあ~っていうこころもちになってしまう(笑)。やっぱりEARっていうのハイファイぢゃなくて、音楽性優位なのかな、、頭ぢゃなくて、下半身に来るのですね(笑)。
で、予想をはるかに超えて、あたしの好みの音調に仕上がってしまって(笑)、、
もうアホみたく、音楽をあれこれ聴いて、楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまって、さらにはMバードのチューナーまでもってきたからたまらない。MYTEK DACとTOSで接続して鳴らしてごらんなさい、、いや、もうこれは、本当にいい音なんだ(大爆笑)。これは、いかん、このままではずっと聞き続けてしまいます。オディオジャンキーになってしまいます(笑)。
そうかそうか、ここまで書いてきて分かったこと、、今の音は、聞いていてエンドルフィンがどばどば出る音なんぢゃないか、、ある意味やばいんぢゃないか(笑)。
おととし(もうおととし!)地震があって、システムがこれほど変わるとは全く思わなったけれど、、今の方がずっとしあわせなオディオライフなのだと思います。
という訳で、あたしとしては、実にしあわせな年末・年始休みでありました。
でも、おでんはちょっとしょっぱかったけれど(大爆笑)。