エアチェックしておいたMバードの名物番組の最近の放送を聞きました。
先ずは、火曜日夜の名物番組「オーディオ歴史館」:
3月27日/JAZZ クァルテットLive録音・前編
本歴史館主席学芸員であり知恵袋でもある(館長談)の生島昇氏はディスクユニオンJazz TOKYO店長という世を忍ぶ仮の姿(これも館長談)を持つ。ジャズにかける情熱は人一倍であり、リアルなジャズを楽しんでもらいたいとイン・ストア・ライヴをつねに企画している。そこに本番組は便乗し、浜崎航(テナー&ソプラノサックス)、松本茜(ピアノ)、本川悠平(ベース)、海野俊輔(ドラムス)のクァルテットをカセットでナマロク。2018年の、いまのJazzをプレイバック!
牧野さんと生島さんのゴールデンオーディオお笑いコンビは、いよいよ生録にのめりこんでおります。
今回は生島さんのお店のライブをそれぞれ手持ちのカセットレコーダーで生録。その結果を放送で聞いていきます。
(再生はナカミチドラゴン! 辰年ではないが、ドラゴンですと牧野さんがナイスコメント!)
さて、聞いてみました。先ずおどろいたのは、インストアライブで、これだけのいい演奏をやってるんだあということ。
いや、いい演奏、こういうのお店でただで聞いていいのっていうぐらい、ジャズですね(笑)。
生島さんは、愛機ソニーのデンスケにマイク3本ミックスしての録音。楽器の音を余すところなくとらえていて、よかったですね。牧野さんは、ワンポイントマイクの特性もあってか、高域の若干シフトした感じでしたが、これも、カセットとは思えないぐらいいい録音、、 ん~おふたりともうまいなあと感心しました、、
次回もこの生録企画の続き、、
そして、3月末に放送された「オーディオ実験工房」を聞きます。
今回は新生ソールノート特集:
3月12日・26日/新生ソウルノート特集
~フォノイコライザー「E-2」&CDプレイヤー「C-1/DA」&コンバーター「D-1」
ブランドの顔だった鈴木哲氏が新ブランドを立ち上げ、”新生”ソウルノートとして再出発。創立10周年を迎えて新製品を続けざまにラインアップしている同社を、製品開発担当・加藤秀樹さんと共に特集します。12日は昨年秋に発表した話題のフラグシップフォノイコライザー「E-2」。MM負荷容量切り替え、各種イコライザーカーブ対応、光電式カートリッジ対応など機能面でも充実の無帰還型バランス入力フォノイコを検証します。26日は同社のデジタル製品にフォーカス。CD再生専用のプレーヤー「C-1」。DAコンバーター「D-1」を聴きます。[再放送=3月19日・4月2日]
先ずはフォノイコ、、、一番驚いたのは光電式カートリッジがこのフォノイコではかけられて、実際の音を聞けたのだけど、、、いやあ、これはふつ~のアナログとは全く次元が違う音ですね(笑)。まるでアナログがハイレゾになったような、実にクリアーな音で、どこまでも音が広がっていく感覚がありますし、ふつうのアナログに比べて、音のコントラストが実にあざやか、、これは、もうふつうのアナログは全く別物でありますね、、
そうして、26日放送で驚いたのは、DAコンバータ―のD-1の音。いやこれ、いいですねえ! 音がす~っと伸びてスピードが速くて、なんというか気持ちの良い音、、CDプレイヤーのC-1も一体型でも、同様の音調で、いやこれはいいですね。D-1の音は、ちょっとSATRIのAMP-KUMAMOTOの音に似てますね。スピードが速くて、高解像なんだけど、しなやかな音で、嫌みがない、、
この放送聞いて、ああ、D-1ほし~な~と激しく思ったけれど、今のところDACは売るほどあるし(笑)。そのうち、ご縁があればねえ、、
それにしても、ソールノートの音をはじめてじっくり聞いたけれど、う~むこれは確かによかった、、
そして、昨晩、リアルタイムで聞いたマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」。
4月はTーTOCレコード特集:
4月/T-TOC RECORDS特集
『オーディオアクセサリー』168号のオマケT-TOC RECORDSスペシャルサンプラーが好評なので、今月はT-TOC RECORDS特集を組みました(2017年1月以来)。取り上げたアルバムは計8枚。
○ 堀尾和孝『酔弦』
○ 永井健二郎『オクト・ベース』『ブルー・イン・グリーン』
○ 小森谷巧『弦の巧III』
○ Michiyo Trio『My Mind』
○ 北島直樹『Solo』
○ アニソン・エボリューション『アニソン・トリビュートVol.1』
○ 渡邊香澄『伝えたい箏II』
プロデューサー兼レコーディングエンジニア金野貴明さんが、1枚ずつ「どのようなねらいで制作したのか」「どういう音を意図して録音したのか」を激白。演奏者の皆さんからも、演奏秘話をうかがうことができました。
『オーディオアクセサリー』のサンプラーを聴いて、彼らのことが気になっている方はもちろん、そうでない方にとっても有益な情報満載。「村井が考えるよい音とは何か」という問に対する答えにもなっていると自負しております。
昨晩は第一弾として、ギタリストの堀尾和孝さんのアルバムを紹介しつつ、同社 金野社長が録音秘話などを開陳。かかった曲は全て、堀尾さんのソロ演奏、、
(左が金野社長 右が堀尾さん)
出演:村井裕弥 ※T-TOC Records特集Part2① | - | |
酔弦放浪記(Drinkin’ & Ramblin') | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
Cheers to the Stars | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
上海ムーン(酔弦バージョン) | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
Hoppy Heaven | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
桜の木の下で(酔弦バージョン) | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
Csardas(チャルダッシュ) | 堀尾和孝(G) | T-TOC-RecordsTTOC-0021 |
あたしも、まあ、ちょっとギター弾くけど、、いや、このテクニックと音色の使い分けの見事さは天才ですね(笑)。
楽曲もすばらしかった、、
4月も「オーディオ術」、聞き逃せないなあ、、
さて、上の光電管カートリッジは、先月、田中伊佐資さんの番組でも紹介されていたけれど、、今回ソールノートの
機器を通して聞けた音と同じ印象を持ちました。 音は極めつけに良いと思います。もう少し安くなったら、欲しいなあと思うけれど、、