地震から2年というので地方局では、当時を振り返りつつ、現在にどうつなぐかみたいな放送を結構やっていたりします。そ~いうのをぼ~っとみながら、ああ、もう2年なんだなあて思います。
このところ、天気はいいのだけど隣国からのものすごい黄砂で空気がぼやけています、、あたらしらの小さいころは、黄砂は春の風物みたいなもんで、ああ空気が黄色いなあ、春だなあなんてものでしたが、いや最近の黄砂の濃さといったら当時と比べものになりませんね、、しかも昨今の一日の寒暖の気温差といったら、、15度以上なんていうのも珍しくなくなった、やっぱり気象が相当に変わってきたんだなあと実感します。地震も頻発しているみたいですし、、70年代前半に書かれた「日本沈没」なんていう本を、若いときよりちょっと読解力がましになった今読むと、ものすごいリアリティがあって少し怖いですね(笑)。
さて、サブシステムを片付けて、ハーベスとラックスマンでも聞けるようにしたから、昨晩はこちらで聞きます。
夕方帰宅してから、ちょいと運動などして、それからしょちゅ~をロックで少しだけいただきます、、ちょいといっぱいやりながらラックスマンとハーベスのとろとろの音で音楽を聞くのは、なんというかちょっとした快楽であります(笑)。
昨晩は手元にあった、この超有名盤を聞きました、、、
ん~あたしはこの曲、はるか大昔、南の国のオペラハウスというところで南国オケで生演奏を聞いたことがあります、、
指揮は、なぜか今でも名前を憶えている。フランスのルイ・フレモーさん。http://tower.jp/article/feature_item/2017/02/21/1104
(そうそうこんな感じの方だった)
その時、はじめて「四つの最後の歌」を聞いたのだけど、なんとも言えないせつない音楽がとうとうと流れていくのにこころを揺さぶられてときはあたしはまだ20代前半だったなあ(笑)。
で、セルとシュワルツコップさんの盤、、とろととの音でやっぱり音楽がとうとうと流れていって、きれいな曲であります、、どこがどう言いとかは若干酩酊した頭ではなんとも言えないけれど、きれいな曲だなあ、、、
この盤が終わると、おお、もう8時過ぎ、Mバードで炭山さんとみじんこ荒川さんの「オーディオ実験工房」を聞きます。今日はTEACのレコードプレイヤーの音をどうグレードアップするかの実験であります。なんでも荒川さんは、最近いよいよ自分のお店を開きましたということで、意気軒高なのであります。お客様が来られていろいろなお話ができるサロンみたいなんですとのこと。あたしも上京したら行ってみたいなあ。
こんなふうに、最近のあたしは、なんということもなく、音の良いシステムで漫然と手元にある盤を気ままに聞いております。でも、サブもメインの音も地震の前よりもふんわり柔らかくなったこともあって、、夕ご飯食べてから寝るまで、、どっぷりと音楽にひたります、、温泉につかっているようなこころもちで、、
さて、ちょっとしらべてみたら、ルイ・フレモーさん、昨年他界されたとのこと、、ラトルの前のバーミンガム市響の首席指揮者をされたこともあったのだ、、 フレモーさんの12枚組ボックスが昨年リリースされていたのですね、、「四つの最後の歌」の録音があったら聞いてみたいなあ、、、