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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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平日はヘッドフォンで、、

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もうすぐ当地も梅雨突入かなあというような、、天気であります。

 

さて、今週はじめから平日の夜は、サブ部屋にこもってオペラのお勉強。

メインの音楽室は防音してあるので、夜でも大音量でかけても大丈夫なんだけど、サブ部屋や普通の部屋なので、そんな訳にはまいりません。ぢゃ、平日もメイン部屋に行けばいいぢゃんとか言われそうだけど、あなた、平日の夜、時間ちょっとしかないのに、いちいち10か所以上に灯を入れて、アンプがあったまるのをまって、さあ聞きましょうと聞いてると、もうかぼちゃ時間?!ようなことで、なかなかうまくいかない、、

 

それなら、ぽちっぽちっと電源入れて、好きな音量で聞けて、まわりには迷惑かけずに、しかも音質はほどほど良くて、、ということでヘッドフォンぢゃ~ということになりません? はい、うちではそうなりました(笑)。

 

しっかも、娘が使っていた洋服ハンガー。いらないというので、ヘッドフォンスタンドにちょうどよさそうなので、もらいました。思ったとおりで、こちらに愛用のヘッドフォン ゼンハイザーHD800をかけております(笑)。横にあるのは、大昔のSTAXのヘッドフォンですが、こちらは、ほとんど使っておりません、、

 

で、CDプレイヤーは、ラックスマンのD-500X、ヘッドフォンアンプもラックスマンのP1-U。どちらも入手から5年ぐらかなあ、、

持ってはいたけれど、頻繁に使っていうことはなかったので、今回集中して使用します。ヘッドフォンアンプにはMITの電源ケーブルを使います。D-500は直出電源ケーブル、、インターコネクトケーブルには、うちの定番のリベラメンテケーブル。

 

こういうセットアップで、今週は下の2枚を繰り返し聞きました。

 

HD-800とP1-Uで聞くと、オペラの実に細かいところまで聞き取れて良いですね。

とは言え、夜、一杯やってからのオペラのお勉強ですから、聞いてるとだんだんいい気持ちになって爆睡してしまう体たらくなんでありますが、、

 

お昼休みに、オペラのあらすじを、もう一度おさらいして、夜聞くということなんですが、本当は台詞をおいかけて、細かい部分まで勉強したいところですが、まあ、ちょっとのんびりやってます(笑)。

 

今マクベスのCD2枚目、、リゴレットのCD2枚目を聞いていきます。

ん~2回ほど聞くと、音楽の細かいところがよく聞こえてきて、そして歌ですね。歌手の声とか、歌い方、感情の入れ方とか、声の振るわせ方とか、、、そ~いう細かい所作がだんだんと聞き取れるようになってきました。

 

 

そうして、やっぱりわかったのは、こういう名盤というので歌っている歌手はもともと声が良い(特徴があるといういうのかもしれないけど)ということ、、特に女性の声は、きれい、、、

 

もちろん、オペラをあんまり聞いてなかった頃も、キャサリーンバトルの声とかはとてもきれいだと思っていたけれど、バトル以外にも美しい声を持つ女性歌手っているのだなあと実感しているところです。やっぱり繰り返し聞いていかないとわからないですね(笑)。

 

しかし、こうやってヘッドフォンで聞くと、感じるのは、D500Xiの音のデジタル臭さですね。このCDPってまったりして、極力デジタル的な音を排除したような先入観があるけれど、HD800で聞くと、やはりちょっとデジタル的なとげとげしい部分があるのですね、、もちろん上の作品に録音はどちらも70年代なので、アナログ録音。 CDに変換するときに音が相当変わっているのかもしれません。かといってアナログで入手するはほとんど無理でしょうが(笑)。

 

しかし、まあ、オペラって、歌とオケがど~んと出てきて、実に贅沢ですね。これこそクラッシックの贅沢極まりみたいなところがあります。聞いていてだんだん気持ちがよくなってきます。

 

という訳で、同じ盤を何回か聞いて、ヴェルディの音楽のイディオムに慣れていきます。その後で、細かくストーリーを見ていきます。

 

こういうのって、外国語の勉強方法にてますね、、

 

 


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