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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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聞いてる聞いてる! ミュージックバード 

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う~んなんか仕事がばたばたで、オディオにも気合がはいらない今日このごろではありますが、夜8時になるとMバードのオディオチャンネルにチャンネルをあわせます。

 

昨日はマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」。

マエストロの放送はかかさずエアチェックして、時差聞きしているのだけど、5月のはじめに放送されたジャズボーカリストの井筒香奈江さんをゲストに迎えた新作発表特集はとても面白かった。で、たしかこの週の金曜日、大橋さんの「真空管・オーディオ大放談」のゲストにウィリアムス浩子さんがゲストで、アンプや玉を変えて音の違いを語ってもらうという特集があったのだけどね、、

(こちらは井筒さん) 

 

あたしは告白するけど、ちょっと前まで、井筒さんとウィリアムスさんの区別がつかなったの(笑)。歌い方というか、声というか、おふたりともスタイルがちょっと似ているような感じがしていたのですね。いやもちろん、じっくり聞くと、違うのだけど、、 おふたりに共通するのは、声がとてもきれいということ、、声を聴いてるだけで、もっていかれそうな雰囲気があってね、、

 

でも、マエストロ村井の2週にわたる井筒さん特集で、彼女の人となりやボーカリストとしてのヒストリーがわかって、これでやっとウィリアムさんとの違いが分かりましたね、、

 

さて、マエストロの番組、5月の後半は、恒例のステレオ誌特選盤めっちゃ聞き特集であります。23日と30日の放送を聞きました。23日は18年2・3月号の特選盤、昨日30日は4月号の特選盤。

 

23日の内容は:

 

出演:村井裕弥 ※Stereo誌特選盤②- 
バルトーク:ヴァイオリンソナタ第1番Sz75第1楽章郷古廉(Vn)、加藤洋之(P)EXTONOVCL-00632
リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェンツィアとナポリ」よりカンツォーネとタランテライリーナ・メジューエワ(P)若林工房WAKA-4159?60
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第一巻第1番前奏曲とフーガ ハ長調BWV846前奏曲とフーガミエチスラフ・ホルショフスキー(P)VANGUARDCOCQ-83841
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第一巻第2番前奏曲とフーガ ハ短調BWV847ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)VANGUARDCOCQ-83841
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第一巻第3番前奏曲とフーガ嬰ハ長調BWV848ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)VANGUARDCOCQ-83841
ラヴェル:水の戯れ長富彩(P)テレビマンユニオンTVU-S-4-003
グリーグ:抒情小曲集第5集より「ノクターン」Op54-4長富彩(P)テレビマンユニオンTVU-S-4-003
グリーグ:抒情小曲集第3集より「蝶々」Op43-1長富彩(P)テレビマンユニオンTVU-S-4-003
グリーグ:抒情小曲集第3集より「春に寄す」Op43-6長富彩(P)テレビマンユニオンTVU-S-4-003
リスト:3つの演奏会用練習曲より「ため息」Op144-3長富彩(P)テレビマンユニオンTVU-S-4-003

 

で、30日は:

 

出演:村井裕弥 ※Stereo誌特選盤④- 
テイク・ファイヴハクエイ・キム(P)ユニバーサルUCCJ-2150
ザ・コンサートハクエイ・キム(P)ユニバーサルUCCJ-2150
インプロヴィゼーション”ゲット・ミー・アウト・オブ・ヒア”ハクエイ・キム(P)ユニバーサルUCCJ-2150
リスト:ラ・カンパネラ須関裕子(P)マイスターミュージッMM-4028
リスト:愛の夢第3番須関裕子(P)マイスターミュージッMM-4028
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001第3、4楽章土田越子(Vn)EXTONOVCL-00656
ドリーブ:歌劇「ラクメ」より『若いインドの娘はどこへ?』サビーヌ・ドゥヴィエル(Sp)、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルERATOWPCS-13738
ドリーブ:歌劇「ラクメ」より『花の二重唱』サビーヌ・ドゥヴィエル(Sp)、マリアンヌ・クレバッサ(Ms)、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルERATOWPCS-13738
ドリーブ:歌劇「ラクメ」より『あなたは最も美しい夢を下さった』サビーヌ・ドゥヴィエル(Sp)、フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルERATOWPCS-13738
ベルリオーズ:オフェーリアの死サビーヌ・ドゥヴィエル(Sp)、アレクサンドル・タロー(P)ERATOWPCS-13738

 

どれも、マエストロ厳選盤で聞きごたえあるのだけど、あたしが特に良いなあと思ったのは、ピアノの長富彩さん。ラベル、リストがすごくよかったです。極美のピアノ音、、万華鏡のような音色の変化、、特にラベルの演奏には思わず引き込まれてしまいました。

 

 

(長富さん、、か、かわい~)

 

で、リストと言えば

30日に放送された須関裕子さん。この方のリストもよかった。リストの演奏でストーリーというかそういうのが感じられて、説得力がありました。

 

それにしても、長富彩さん。調べてみると、まだ30歳そこそこのかわい~女性なのですが、、ピアノはすごいですね。この人のラベルとかドビッシーとか、色彩感のある作品を弾いてほしいなあと切望します、、

 

そして昨晩30日、最後に紹介されたソプラノのサビーヌ・ドゥヴィエルさん。ああ、この人の声は魔法だわ、、、ドリーブのオペラのアリアの録音だったのだけど、いや、この人の声は妖精だわ、、魔法だわ、人の声を超えた極美ですわ、、最近オペラを勉強していることもあって、人の声のすごさがじわじわ分かったきたのだけどドゥヴィエルさんは、いやすごいですね、、

(デゥヴィエルさん! き、きれ~)

 

その前にかかったバイオリンの土田越子さんのバッハも良かった(よかったばっかりバカみたいなんだけど、そう思うからしょうがない)。

この演奏を聞いてると、数学の長大な計算指揮を丁寧に細かく追いかけて、そうしてもういちど丁寧に演算するみたいな感じがしました。

でも、それが全然冗長ではなくて、、気持ちが良いですね、、

 

んでもって、本放送が終わってからのアーカイブが面白かった。

2015年放送の再放送だったのだけどDIWの特集。Mバードではもうおなじみのパーソナリティ生島さんがゲスト。DIWの成り立ちとか代表作とかスピンオフとしてできたレーベルのお話。実はあたしもDIWはとても好きなレーベルで、そんなに有名ではないけれど、実にいい演奏のCDをリリースしてくれておりました。ヘルゲリエンとあマイクノックとか、、あたしも結構DIW盤もってます。

 

で、DIWからスピンオフでいろいろなレーベルがたちがあったのだけど、その中で、生島さんの提言でできたのがJAZZ TOKYOレーベル。

このレーベルの第一弾としてリリースされたのが、生島さんが一押しのピアニスト八木隆幸さんのCD。2曲ほどかかったのでしたが、、

 

かかった曲:

 

出演:村井裕弥 ゲスト:生島昇(ディスクユニオン) ※DIWレーベル特集④- 
アマポーラヘルゲ・リエン・トリオDIWDIW-632
イングランド・セントラル山本玲子(Vib)、皆川太一(G)、小美濃悠太(B)、松尾明(Ds)寺島レコードTYR-1046
T.C.T-Twelve Cohrd Tune-西山瞳トリオ・パララックスMeantoneMT-06
ラビリンス八木隆幸(P)、ベン・ウィリアムス(B)、ロドニー・グリーン(Ds)Jazz TOKYOJTRC-1
スカイスクレイパーより(ノーマルプレス)八木隆幸(P)、ベン・ウィリアムス(B)、ロドニー・グリーン(Ds)Jazz TOKYOJTRC-1
スカイスクレイパー(UHQ)八木隆幸(P)、ベン・ウィリアムス(B)、ロドニー・グリーン(Ds)Jazz TOKYOJTRC-1
Born Slippyよりフォックス・キャプチャー・プランPlaywrightPWT-016

 

 

八木さんのオリジナル2曲、、いやぶっとびました! これはよかった。ひさしぶりにあたしが聞きたかったジャズピアノを聞いた思い。

 

フレージングは現代的なんだけど、、ドライブがとてもきもちよくて、、ベース、ドラムスのバックもすばらしくて、実はさっきAmazonで注文しちまいました、、

(これっ!)

 

生島さんによると、通常のCD盤だと録音のプロ―ポーションとかフォルムが再現できなくてど~しょうかと思ったいたときにうUHC(だったか)という盤の方式にしたら、思ったとおりのかたちで再生できたとの説明がありました。おもしろいですねえ、、

 

さて、昨日からサブシステムのスピーカーをB&WのDM600に変えて聞いております。AMP-KUMAMOTOでドライブしていますが、サイズが大きくなったこともあってゆったりとした低中音、、なかなかいいですよ、、でもALRジョーダンの方がフォーカスはばちっと合うような、まあ好みですね。しばらくこのラインアップで聞いていきます。

 

 

ということで6月の番組も楽しみ! 内容はMバードのHPで確かめてね。

 

 


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