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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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FALスピーカーの音、、メインシステムの現状

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いや、ともかく忙しい1週間でした、、おかげで脳みそがくったくったになって、夕方一杯やって、ごはん食べた後は、サブ部屋で音楽をしばして聞いて爆睡するという毎日でありました。で、昨日なんとか早めに帰れたので、メインシステムに灯をいれないとマズイと電源を入れて、夜、ひっさしぶりにメインシステムを鳴らしました。

 

そ~言えば、FALのスピーカーを入れてから、この6月で2年になるんだなあ、、導入後から玉のアンプをつかったり、ファーストワットのSITアンプを使ったり、昨年末にはアコリバのオーディオボードをしいたり、クアドラスパイアのラックを導入したり。年明け1月にはサブウファーを付加してみたり、いや~いろいろやってきましたねえ(笑) さて、今の音はどうか、、、

 

比較の対象として2階サブ部屋のタンノイスターリングGRの音について、まず語りましょう。

先週末、つかれながらもアキュのアンプでタンノイを聞きたいと、またまたサブ部屋のレイアウトを変えて、こんな感じにしてみました。

 

 

 

往年のアキュC-240プリとP-260メインに上のタンノイをつないでみた訳です。今回はアナログもつないで、CDPはラックスマンのD-500Xiをつなぎました。MバードのチューナとはインフラノイズのDAC DAC-1を同軸で結んで、プリに出します。

 

で、このラインアップの音なんですが、、、これが実にしなやかで、なめらかでいいのお、、大昔のアンプとCDPなのになんでこんなにしっとり中高域が実に美しいのだろうか、、

これでクラッシックとか聞いたら、もう文句ないです(笑)。P-260はFETを使っていることもあって、こんなにしっとりした音なのだろうか、、わからんけれど、、、いや現代のスターリングとつないでも、もう満足できる音質なのであります。これにはちょっとびっくりした。 

 

ラックスマンのプリメインL-570で鳴らした音もよかったけれど、音の抜けというか、なめらかさというのは、アキュのアンプの方があたしにはよく聞こえるなあ。その分、L-570は中低域のこってり感があるけれど、、

 

さて、上のアキュで鳴らしたタンノイ音とメインシステムのFALのSupreme 90と比べると、、基本的の音のキャラクターがやっぱりずいぶん違うと思います。タンノイが奏でる(まさに奏でるという感じ)音は、まるで絵画的で、スピーカーが音楽信号を一定の音枠の中に収めるというかたちで、いやあ一幅のいい音ですなあと感嘆してしまう、、

 

一方、FALは写実的というか、、楽器(音源といいますか)の音がはっきり浮き出てくるというか、、生音に近いというとちょっと違うのだけど、、それぞれの音の存在感が強いというか、、音場はタンノイよりもはるかに広く、奥行きもあって、ホログラフィックな再生とでもいうか、、楽器の定位は、ユニットがほとんどフルレンジなので、すこぶる良いです。

 

線的な傾向?、、音が透明な糸のよう「見える」ように表出されます。FAL社の宣伝文句にも音が見える!ってありましてけれど、そんな感じ(笑)。

 

エネルギー感は、あたし的には十分。これといってやってないのに(笑)、サブウファーとのつながりも極めてスムーズになって結構な重低音も自然にふっと出るようになって、、あたし的にはとっても満足。EARの509MKⅡが100Wなので、それもあると思うのだけど。サブウファーの導入ははじめ不安だったけれど、あたし的には大成功でした。

 

はじめてFALのSPを東京のお店で聞かせてもらったときにも、楽器や声がくっきりはっきりと確実な存在感をもって聞こえて、音の風が吹いてくるような印象を持ったことを覚えています。今うちの音も、その時の音と似てる、、たぶんFALのお店もCDPはCECのベルトドライブではなかったか、、

 

B&W802Dとは、音の傾向がまた違います。

B&Wはそれぞれの音が直進・ばく進してくるような感じで、音全体のブレンディングは部屋がせまいこともあって、非常に難しかった。しかしFALはフルレンジに近いかたちのユニットであるので、、全体のバランスがうまくたもたれ、玉のアンプとの相性の良さもあって、バランスが崩れず鳴ります。

 

特にCECのトランスポーターTL-1Xを導入してからは、音全体がさらになめらかになり、オケのFFでも破綻なく鳴るようになりました。CECの効果は大でした、、

 

 

過日、あらためてジュリーニがVPOと入れたヴェルディの「リゴレット」をあらためて、現状のメインシステムで鳴らしたら、まさにVPOの音!という再生音で、びっくり! この音はサブでは到底だせないなあと思いました。

 

とにもかくにも、FALの音は写実的でホログラフィック、、音像型というのかなあ、、でも音場はひろいけれど、、

 

この間コメントいただいた、あたしと同じFALのSPをお使いにシマさんにもご意見をうかがいたいところです、、

 

しかしながら、メインシステムを鳴らすには、電源トランス3個、、アンプ3個、ワードクロック、 DAC、などに電源を入れまして、全てが落ち着くまで、やっぱり1時間ぐらいはかかるので、毎日聞くっていう訳にはいきません。毎日、そんなに時間がある訳でもないし、すぐ眠たくなるし。

 

という訳で、平日はかちっかちっで準備OKになるサブ部屋にしけこむ訳です(笑)。

FALの音と比べるとだいぶ違うのだけど、、サブ部屋タンノイの音が劣るってことでは決してないです、、タンノイの音もFALと同じぐらいにあたしに音楽の感動を与えてくれますから、、

 

それにしても、FALを中心にいろいろな機器が集まってきて、当初は考えてもいなかったEARのアンプとかが来たりして、、いや、これは全くオディオの神様のなせるわざというか(笑)、、それと、このブログを見ててくて、いつもあたたかい助言をくれる音だちの皆様のおかげ! 

 

で、今日は土曜、週末はメインシステムを鳴らします! オペラ聞くぞっ! 

 

 


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