週末も仕事だよっていうんで、昨日金曜日は早めに帰宅して、4時ごろにはさっぱりシャワーとかはいって、メインシステムに灯を入れて、5時ごろまでお茶の間でうだうだニュースとかをテレビで見ます。それにしても、今回の豪雨はすごかったのですね、、、、、
そのうち5時なったので、いつものように一杯いれまして、いよいよ音楽タイム!
しかし、暑いですよ! あつい、、 当地今日は36C! 玉のアンプには積極的に灯をいれようと気になりませんが、ともかく電源を入れる、、、
で、しょちゅ~オンザロックを片手に、さあて、今日は何を聞きましょかあ、、とその辺においてあるCDをガサゴソ、、そして、おお!
目に留まったのが 「マジック オブ ホロヴィッツ」でしたの、、いや~この盤、こんなところにあったのかひっさしぶり~、でも、いまさらホロヴィッツ聞いてもおもしろくないし、前聞いたらちっとも面白くなかったからど~しよ~とか思ったけれど、今のシステムで聞いてたらどういう音になるかなあ、面白くなかったらすぐストップぢゃ、、ともかくCECのTL-1Xのドライブに乗せる、、
で、聞いた、、あらら、こんなにいい音だったっけ、、
なんというか、ふんわり、やさしい、、自然で豊かっていうんでしょうか、、ピアノの響が実にやさしく、ふわっと出てきます。
この盤、それまでホロヴィッツさんがリリースしたCDからよさげな主に小品を集めた、オムニバスなのだけど、、
1 リスト:ワルツ・カプリス 第6番(《ウィーンの夜会》から)
2リスト:セレナード(《白鳥の歌》から)
3リスト:忘れられたワルツ 第1番
4ショパン:マズルカ イ短調 作品17の4
5スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調 作品8の12
6スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 作品2の1
7シューベルト:即興曲 変ロ長調 D.935の3
8シューベルト:軍隊行進曲 変ニ長調 D.733の1
9スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135(L.224)
10コラール・プレリュード《来れ、異教徒の救い主よ》
11ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 作品32の5
12ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調 作品32の12
13リスト:ペトラルカのソネット 第104番(巡礼の年 第2年《イタリア》から)
14ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 作品30の4
15シューマン:トロイメライ(《子供の情景》から)
16ラフマニノフ:V.R.のポルカ
なんてのが入ってるんだけども、今回ひさしぶりに聞いたけれど、ホロビッツすごい!と思った、、
なにしろピアノの音が実に美しい!
自在に変化する音色、、この人のピアノは歌っている感じがします。そうして、本当に夢見るよなとろけるような音、響、、なんといったらいいんだろう、本当に魅了されますね、
一方、フォルテシモは轟音! ピアノ全体がビリビリ悲鳴を上げるような強打! すざまじいフォルテシモが出るから驚きます。
まるで妖精のようなマジカルで素敵な音から、、怪物のような爆発的な轟音! こういう相反する音が、一人のピアノストの中で合わさって出てくるのだから、いや、これは確かにマジックですね!
ホロビッツさんの演奏って、その多くをSONYが出してたんぢゃなかったか、、何枚かもっていて、聞いたことがあるけれど、どしゃめしゃな演奏っていう感じがして、録音も結構しょぼかったように感じたけれど、、今回聞いた盤はDGのデジタル録音で、、、まるで音質が違った、、いい音
でした、、もちろんFALのSPと玉の真空管の音っていうこともあるだろうけれど、、
ホロビッツさんのゆっくりやさしく歌い上げるピアノ曲を聞きながら、すこしづつ冷たいしょ~ちゅ~をいただきます、、
なんというか、とてもしあわせな気分、、
本当に久しぶりにホロビッツさん聞いたのだけど、なるほどこの人が20世紀で最高峰のピアニストの一人だって賞賛された理由がわかった、、、、これからもっと聞いていこっと!
さあて、今日はこれから出張です、、、