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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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連休報告! 酷暑オーディオ

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土曜日は終日仕事だったので、日、月と二日間だけの連休だったのだけどね、、

いや酷暑列島! 当地もあついあつい、こんなに暑いと困るのはアンプの熱と犬のさんぽですね(笑)。

 

こうなったら、犬の散歩は日が出る前の、涼しい時期、、そうねえ、、4時半ぐらいから行きます(笑)。もうこの時間ぐらいしかないからね。そうして夕方の散歩は、木陰のある公園まで車で連れていって、しばらく歩かせて用足し、、、けっこう大変なんです。

 

で、もう一方の懸案、アンプその他の機器の熱→ 部屋全体があつくなる →エアコンがもったいない → 聞く気がしない、というか灯をいれる気にならない という流れになるぢゃないですか、、でも、聞きたいんですよね(笑)。

 

特にジャズ、それもこってこっての、、暑いときこそ熱っ~いこってこっての熊本ラーメンとか食べたくなるぢゃないです、それにビールとかあれば、もういうことない(笑)。で、機器が熱くならなければ、エアコンをつけても十分効くっていうことぢゃなないですか、、

 

で、前々から考えていたことを、いよいよ実行することにした! 

 

SATRIのAMP-KUMAMOTOを1階メイン部屋にもってくる、、そうして、DENONの廉価CDP DCD-755RE(だけど音は結構いい)もおろして、スピーカーにALRジョーダンのエントリーSIをもってくる。これでもって、低温度システムを構築、低温度だけども、これだとサイズに反して太い音が出るから、こいつでジャズを中心に聞く、、んでももって、軽くエアコンを入れて、ちょっと気分良く、ジャズを聞く! 題して「夏だ! こぶりだ! ぶりぶりジャズまつり!」作戦! 

 

あたしらが若い頃は夏って言えば、ジャズまつりでしたよ! ジャズフェス! だいぶ前にも書いたけれどオーレックスジャズファスティバルとかね、、バブルってましたねえ(笑)。 ああ、懐かしいなあ、大分でもやってましたよ「城島ジャズIN」。いったなあ友達と、大橋順子とか、それこそフレディハバードとか見たんでしたね、、でも、もうじジャズフェスなくなってしまいましたねえ、、城島の話はまた今度にして、、

 

ということで作戦実行! アンプもCDPもSPもみんなこぶり軽いからセッティングは1時間ほどで終了。でも今回は、ケーブルにはこだわりましたけど、、詳細はまた追って、、

 

 

さて、SATRIのAMP-KUMAMOTOは結構熱くなるのだけど、熱くなる面積が小さいから気になりません。

 

朝の8時ごろからアンプに灯をいれておいて、アンプがあったまるまで自転車のおけいこに、その辺を2時間ほど漕いできます。

ふあ~いい汗かいたあ!と滝のように流れる汗をシャワーで流して、、、朝だからビールぢゃなくて氷みずをぐびぐびやりまして、いよいよ、、軽くエアコン入れまして、、夏だジャズ用こぶりシステムのご機嫌をうかがいます、、

 

実は、あたしは、往年のブルーノートのCDとか相当数もっているのだけど、、気合いれて聞いたことってほとんどないんですね(笑)。

 

ということで、今回このシステムで集中して聞いてみます、、

先ずはこれを聞いてみた、、

 

 

あ~いいですわ~、、SPは小形なんだけど、、、アンプのボリュームを遠慮せず12時あら1時ぐらいあげると、ブンブンうなります、、

じっくり聞いて、次はこれ、、

 

ああ、なつかし~ フレディ、、 城島で聞きましたよ、、あのときは、もうボロボロで、ほとんど吹けなかった感じだったけれど、

 

これはデビュー盤なんですね。これがまあ、実にいいの、、上手、、流麗、パワーもあっていい! マッコイのピアノもいい、、

 

モブレー盤との録音の違いとかもはっきり分かりますね。こちらの盤の方が音全体が丸っこくて太い感じですね。

 

次にこれ、、

 

 

とか

 

 

とか、、聞いていきます。

 

聞いていくうちに、システム全体があったまったのか、音がぐんぐん良くなります。なんでこの小ぶりのSPから、こんなにもりもりの低音がでてくるのっ! AMP-KUMAMOTOのドライブ力にもあらためて瞠目、、いやなんなんだこのシステム、、こんなにぶんぶんいわせてもちっとも暑くなりません、、だから部屋はいい感じで涼しくって、、、気分いいのですね、、

 

ん~、でも、大昔の録音だけじゃなくて最近のものも聞きたいということで、まわしたのがこれっ! 

 

 

八木隆幸さんのピアノトリオ、、

いや、これあらためて、このシステムで聞いたけれど、実にいいですね、、録音が実に秀逸、、

八木さんのピアノって、ドライブ力があって、、、その力で押しまくるような演奏だと感じていたのだけど、今回聞いてみて、もちろん推進力は半端じゃないけれど、実に繊細で美しいタッチなんですねえ、、そいういう音と、ものすごいドライブ力があわさって、独特のピアニズムなんですね。いや、い~な~。なんというか、実に知的なだし、、八木さんだけのピアノ、ジャズが展開されていて、いや、これはいい! ということで、全曲聞きとおしました。 今度のカルテット盤も買わないと! 

 

んなこんなで、この他にもいろいろ(ジャズメッセンジャーズとかね)聞いて、おやすみの午後のほとんどを、このシステムでジャズ聞きました。いや、おもしろかった、、もちろん、音もだちがもってるようなJBLのでかいSPの音とはぜんぜん違うけれど、ジャズという音楽を楽しむ分には十分、十分、、そうして結構なボリュームで聞いても音全体が破綻しなくて、うるさくない、、長時間聞いても疲れません、、これはいい、、

 

ジャズっていうのは、「書」に似ているといつも感じます。それも、リアルタイムで書いていく「書」みたいな、、だから、ある程度、その音に集中して、追いかけないと、書全体のよさがわからないというのか、、そうして、リアルタイムで演奏者全員が「書」みたいなものを書いていくんだけど、、だんだんとスピードがのってきて、ノリというかグルーブがばしっとあって、そういうときは、く~ったまらんという感じですね。スイングっていうんですかね、、こういう感覚はクラッシックとかにはないかなあ、、ジャズだけのおもしろさなんではないでしょうか、、、連休中、結構な量のジャズを聞いて、実におもしろかった! 

 

夏は、このシステムでジャズを聞く! 

 

 

 

 

 

 

 

 


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