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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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フォステクスのSPとSATRIアンプの絶妙な相性、、夏システム(改)でジャズを聞く!

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週末は忙しかった、、

 

 

ステレオムックの付録のSP工作はしなくちゃならないし、夏用システムに喝を入れるためモアイの上半分をもってきたりして、、いそがしかったのでした。で、どうだったかというと、SP工作も完了、モアイ上半分も設置完了!

 

週明けは先ずモアイ上半分の話から、、 しかし、モアイ上半分とかあんまりいいネーミングぢゃないから、ん~そうね、、モアイU(upper=上部という意味か)にしましょか? 

 

土曜日帰宅したら、先ずお昼ごはん、、この数日間、音楽もそうなんだけど、食べ物も何かこう、からくてこってりしたものが大いに食べたくなっておりましたの。で、うちにあるカップラーメンのストックをガサゴソ探してみると、おお! あったじゃないか担々麺!

 

(これっ!!)

 

いや、これがうまい! もう塩とからしをぶちまけましたみたいな、もうこってり濃厚なお味で、、、体に悪いよ~とか同居人のおばさんに批判されながらも、スープまでずるずる飲み干しました(笑)。いや、夏は、こういうのがいいですねえ、、、連日の草刈で疲れていたみたいで、体が塩と辛いものを欲していたのだねえと、納得しつつ完食。いや、うまかった。

でも、ぢゃお昼寝~とかいう訳にはいかない、、

 

担々麺を食べる前に、モアイUをSATRIのAMP-KUMAMOTOに接続、、しかも今回はCDプレイヤーも交換、、パイオニアのPD-30に変えてみました。これだとSACDもデータもUSBで聞ける、、ということで、暖機運転(うわ、あつい表現だな)、、

 

それと、、アンプとCDプレイヤーの電源ケーブルをローゼンクランツのものに交換する。それとSPケーブルもGe3のものを使う。みんな、この間、音だちから借りてきたもの。これについてはまた追ってかきますね。

 

さて、どれから聞こうか、、この間音もだちから借りた、この盤を聞いてみましょう。録音がものすごく良い、、

で、上の夏システム(改)で鳴らします。

おお! おお! こりは、こりはいいですね! ギターとピアノの倍音がす~っと伸びていく、、低中音は、エンクロージャのおかげもあってみ豊かに鳴る、、そうして、予想通り、いい塩梅に音に硬さが付加されました。ピアノの打鍵が、アルデンテの感触で広がります。ん~なんぢゃこりは!? 

 

しっかも音がでかい! 

そりゃそ~でしょ。フォステクスのこのユニット能率が94DB以上もあるからね。ALRジョーダンが84DBぐらいだから、もう音のでかさと速さが全く違う。モアイUと比べると、ALRジョーダンは上品すぎるというか、、おとなしいというか、、

 

それにしても、AMP-KUMAMOTOとモアイUが、というかフォステクスのSPがこれだけ相性がいいとは! いやいや、だいぶ前にある音もだちの家にお邪魔したとき、SATRIアンプとフォステクスの手作り巨大SPが信じられないぐらいいい音で鳴っていたことを思い出しました。さらには、ネットとかでSATRIアンプを鳴らしていられる方の多くがフォステクスのユニットを使った自作SPで鳴らされて、その音の良さに満足されているようです、、

 

なるほどなるほどとか言いながら、ジャズのCDを聞いていく、、パイオニアのこのCDプレイヤー、、エントリー機種なれど、なかなかいい音しますね。低音もぐっとでるし、倍音も豊富、、サブシステムのCDPとしては文句なしです。デンオンのDCD-775REもいい音でした。こちらもエントリー機種なのだけど、音にいい感じの色と艶があって、ピアノとかの音はなんとも言えない独特のカラーがある、、パイオニアのPD-30には、こういう独特の味っていうのはないけれど、解像度というか再生能力というは高いなあという感じがします。

 

こんな感じで聞いていく、、 アンプのボリュームを10時ぐらいすると、十分な音量。もちろん、あたしとSPの距離は1.5メートルぐらいだから、ニアフィールドもいいところなんですけれどね(笑)。

 

で、この間、生島店長が言われていたロリンズの「ザ・ソロ・アルバム」。 これは聞かねばと注文していたのが金曜日に届いたので、この盤を聞く、、

 

 

ん~いや~、すっごいすね、、サックス1本で、これだけの演奏ができるのですねえ、、びっくり、、あたしがジャズフェスで聞いた4年ぐらい後の録音だから、まだバリバリの頃の作品なんですね、、しかし、この作品、何回も聞きこみたくなりますね、、1回聞いただけじゃ、その広さと深さがどうもはっきりつかめない感じがする。 この夏は、何回かこの盤聞くことになるんだろうなあ、、モアイUで聞くと、ロリンズの指づかいまで聞こえる、、

そうして、次に聞いたのは、ご存じ、、VSOP 熱狂の田園コロシアムライブ! 79年のライブ録音! CD2を聞いた、、

 

 

いや、雨が、、大雨がふってるんですね。 降りしきる雨の音が聞き取れますもの(笑)。演奏は、いやライブですよね! ちっちいゃこと気にしてないよう、飛ばす飛ばすよ~みたいな感じですが、、細かい部分にこだわるところもあって、いいですね。特にトニーのドラミングのすごさといったら、、、フレディも快調にブローしてるし、、いや、いうことなし、、会場でイェィとか奇声を発しているのは、若かりし頃の生島店長か?(笑)、、

 

この盤最後の「星影のステラ」のハービーとウェインの、あまりにも美しい演奏を聞いてたら、いろいろ想い出した(笑)。

 

79年ったら、あたしは高校生3年生だったなあ、VSOPのことは知ってたけれど、当時はロック小僧だったので、ジャズとかはほとんどきかなかった、、

 

ちょうどいまごろ夏休みがはじまって、翌日から課外授業、、午前中で終わっていたらから、後は友達と夕方まで学校でうだうだ、、たまには一緒にレコード屋にいったり、、夏休がはじまってからの方が、学校に行くのが楽しかったなあ、、 彼女もいたような、いなかったような(大爆笑)、、

 

午後くそ暑い中、、でっかい入道雲の下、チャリで10キロの道のりを苦もなく漕いで家まで帰ってましたね。途中、お店で食べるアイクリームはうまかった、、なんてこと、、なんてこと、、

 

そのうち、音はさらにこなれてきて、、そのうち5時過ぎたので、しょちゅ~をロックでいっぱい、、そのうち犬がドアをノックするので、一緒のソファにねそべってジャズを聞く、、

 

いや、しかし、モアイUがこれほどジャズ再生にきまるとは、、あたし好みのいい音で、、さらにジャズを聞いていく、、

 

今回、AMP-KUMAMOTOでフォステクスのユニットを鳴らしてみて、あらためて実感したのが、このアンプの音の良さとスピードの速さとドライブ能力の高さですね、、いや、このサイズでこの音は、、 音の微粒子までも見える高解像度、実に美しく伸びる中高域、、引き締まった低域、、 というアンプのキャラ。なので、ブルーノ―トなど往年のジャズ名盤を聞いてもとても良いけれど、やはり、最近の録音の良いCDとかを聞いてほしい、、今回フォステクスのユニットとで鳴らしてみて、その音の良さにあらためて瞠目した次第、、、

 

さて本日の締めは、「カインドオブブルー SACD盤」。これがまあ、演奏の細かいニュアンスまで伝わってきて実によかった。AMP-KUMAMOTOを2台使ってモノ仕様にしたら、どんなにいいだろうかと夢想してしまったではないか、、

 

エアコンの温度設定は29C。 もともとこの部屋は防音対策をしているので、エアコンの効きはすこぶる良いのです。2重窓だし、、しかも夏用システムで暑くなるのはAMP-KUMAMOTOのみ、それでも天板がちょっと暑いかなあというぐらいだから、、エコですよね(笑)。犬も気持ちよさそうにソファで寝ておる、、

 

モアイUは、あたしの友達の遺品、、病気をして、リハビリ中の気分転換で作ったもの。仕上げとか見ると、本当に丁寧に作っています。亡くなってもう10年ちかくかあ、、

 

しかし実家に長らくおいていたので、コーン紙がカビてしまって、かわいそうなのです、、 いずれこのユニットがへたったら、新しいユニットと交換しましょ、、しかし、この感じだと、後、4、5年は十分なってくれるでしょ、、そう信じて、、

 

晩のおかずは、ギョーザ! おお! 餃子とかいいながら、ビールと一緒にいただきました。

やっぱりこってりのものがおいしい! 

 

週末の当地、最高気温は39Cに近づくほどの高温、、高3の夏はこれほどあつくなかったけれどなあ、、

 

あっ! ステレオ誌付録のSP、、日曜、無事完成! それについは、また次回! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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