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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ナカミチの館(後編)を聞く、、

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実はメイン部屋にMBチューナーを移動したこともあって、エアチェック用のPCとかプロセッサーも1階に移動して、、こちらで放送を録音できるよう週末セッティングを完了していたのでした。

 

で、火曜日の夜、MB名物番組「オーディオ歴史館」をエアチェックしておいたので、昨日水曜日の夕方、一杯やりながら「ナカミチの館(後編)」を聞きます。

(ここっ!)

 

 

 

先回に引き続き、牧野先輩、生島店長がナカミチコレクターのtobyさん宅にお邪魔して、あこがれのナカミチ機器に取り囲まれて狂喜乱舞する番組の後編なのでありました:

 

HPから:

8月28日/ナカミチのすべて・後編
 前回に続き飛松コレクションのナカミチサウンドを聴く。今回の主役はカセットデッキ・ドラゴンと「1000シリーズ」のDAコンバーター&CDトランスポーターだ。両方ともパッケージソフトに詰め込まれた音のすべてを再生するかのような、正確無比かつ緻密な音が信条である。しかし、冷たさは一切感じさせない。音楽の温度感を絶妙に描く。飛松氏と、当歴史館主席学芸員の生島氏、それと館長牧野が「お気に入り」のアーティストのミュージックカセットをプレイバック。いまだ色褪せない極上のカセットサウンドを![再放送=9月4日]

 

いよいよ今回はナカミチデッキの頂点でもある「ドラゴン」の音を聞いていきますというので、特に最近ナカマチドラゴン他のオーナーになったという生島店長の盛り上がり方すごい! 完全動作のドラゴンが2個あるのですねともう、ラジオだから見えないけれど舌なめずりしてる様子がびんぶん伝わってくる。

 

では、何をかけましょうかということで、下のような曲がかかったのだけど、、

 

出演:牧野茂雄、生島昇 ※ナカミチのすべて・後編- 
Sentimental Journey真梨邑ケイディスコメイトDCP-1518
The MagicマリーンCBS/SONY28KH-1364
冷たい花The Brilliant GreenSony RecordsSRCL4368

 

すべて発売されていたミュージックテープを再生。1曲目のジャズもよかったけれど、次にかかったマリーンのマジックは実によかった(しみじみ)。あたしは、この曲、NHKでやっていたセッション番組でスクエアがでたとき、ゲストでマリーンさんが登場して、The

Majicをやったのをエアチェック(もちろんカセットでナカミチ480で録音したもの)したバージョンを繰り返し聞いていて、スタジオ録音盤ってはじめてきいたのだけど、、いや、いいなあ。

 

フュージョン全盛時のいいときの録音ですね~。ナベサダとか阿川泰子とかそういうフュージョンがはやってましたねえ生島さんが懐かしそうに語る、、本当にそうだった、あたしが20代の前半、、ああいう音楽がはやりました。あたしも大好きだったなあ、、

 

へっぽこベース弾きのあたしとしては、やっぱり、このベースがたまらんですね(笑)。チョッパーベースだよねっ!(今はスラップとかいうらしいけれど、おっさんたちはなにしろチョッパーなのっ!)。ク~っかっこいい、、、練習したんだけど、なかなかうまくいかなんですよね(笑)。今でももちろんひけない(笑)。

 

ドラゴンの音もよいけれど、ナカミチのアンプもいいんですよね。このプリもいいと牧野さんが賞賛。つまんない音だって評価が発売当時多かったけれど、やっぱりナカミチのすっきりしたクセのない音でいや~大したものですよ。

 

tobyさんはじめ、みなさんデッキデビューはSONYだったと告白(笑)、、、、

あの当時、電気屋さんにいってカセッテデッキのコーナーに行くと、SONYとかそういうデッキは、コーナーの入口付近に置いてあってねえ~。でもナカミチのデッキは、奥のちょっと暗いコーナーの置いてあって、お金のない若造は入れない雰囲気でしたよ~と牧野さん。そうそう、、ナカミチデッキのパンフレットはもらってくるのは勇気がいりましたよね~と生島店長、、

 

そうそう、、ナカミチのデッキはやはり、当時も格が違うっていう感じでしたねえ、、熊本の電気屋では、ナカミチのデッキそのものをあんまり見なかったような気がする、、、

 

ナカミチのデッキの特色としては、、と生島店長が話し出す、、、お~なんだあ~と身を乗り出して聞くと、、「つまみが多いこと!」 と喝破!場内大爆笑!

 

たしかにそうだわ! 

ドラゴンのつまみはですね。いったん調整するとカバーをはめて固定しておくんですよね~牧野さんが言うけれど、、元ドラゴンオーナーのあたしってば、あのつまみをいじったことがほとんだなかったことを告白したい(笑)。取説とかもあんまり読まなかったのですよね、、、でも音は本当によかった、、

 

ドラゴンは、今はなき秋葉のY電気本館で買いました。

その頃は千葉の嫁の実家に住んでたのだけど、配達当日、千葉方面が大雪になってしまって、こりゃ~今日は配達ないなあとがっくりしていたら、、10時ごろ雪の中来ましたよ! おお!さすがY電気、、日本一の電気屋さんだよ~!とかよろこんで受け取りました。でも、その後、運送屋さんのトラックが雪で動かなくなってしまって、えらく難儀されてたみたいだど、そんなことは知ったこっちゃない! なにしろドラゴンをセッティングするので大興奮したのでした。

 

あたしのナカミチデビューは480で、社会人になってドラゴンを買ったことは書いたけれど、、実はもう一個持ってたことを思い出した。

 

それは紆余曲折あって、もう一度アパートで独り暮らしをすることになったとき、やっぱり音楽聞きたいっていうんで買ったデッキ、、

ナカミチBX1でした。 

(これっ!)

 

ちょうど80年ごろかなあ、ナカミチのデッキが安くなって、、5万ぐらいなったので、実売はそれよりもっと安くて、あれも仙台の電気屋で買ったのだったなあ、、4万ぐらいだったか、、とは言え、480の音の良さを知っていたから、(その頃480は実家にまだおいてありましたから)、、、ナカミチのデッキを買えただけでとっても幸せでした。このときあわせて、格安のFMチューナーも買いまして、せっせとエアチェックしては、いろいろな音楽を聞いたけれど、あの頃からクラッシックを聞き始めたのだった。

 

クラッシックビギナーにとって、古楽から現代音楽まで、それこそただで聞ける番組が充実していた当時のNHK-FMは本当にありがたかった。FMファンの番組表とかみながら、明日はこれ、あさってはこれをエアチェックじゃ~と盛り上がっていた頃ですね。

 

しかし、このデッキですが、、480に比べて、、音がちょっとよくない、、480のあのすぱ~んと抜けて、、ドラムスのキックの厚さがない、、しばらく使っていて、なんでこんなに音が違うんだろうと疑問だったのでしたが、その後すぐ、、また引っ越ししてしまったので、BX-1も480と一緒に実家に置いておくことになったのでしたが、、

 

さて、昨日の番組の中で、牧野さんが、ナカミチオリジナルのメカで作っていたのはどの機種まででしたか?とtobyさんに質問に、、

○○までかなあと回答(機種名を覚えてない)、、それからサンキョーのメカになったのですね、、と牧野さん、、

 

ええっ! ある器種以降からナカミチオリジナルメカぢゃなくなったのかあ、、しらべてみるとBX-1はどうやらそうみたいでした。そうしてみると、あの音は、そういうことが原因だったのかあと納得いきます。なにしろ480の音とまったく違ったので、、その後来たドラゴンの音は確かに480に通底するあのナカミチサウンドがあったものなあ、、

 

さて、先にかかったマリーンさんのThe majicに話がおよび、tobyさんがマリーンさんの大ファンだということが判明、、コンプリートコレクションなんですよ~という話になって、、いや、たぶん、お持ちにならないテープがあるんですよねと生島店長が切り出します、、ええっそうなんですかあtobyさん。ここからお二人は番組であることをすっかり忘れて、、たんなる情報交換をするマニアの実況中継となったのでした(笑)。で、いや~こんどでは次回、このテープお持ちしますよ。かわりにもう1個のドラゴンをいただければと生島店長がおねだりしたものだから、場内大爆笑! こちらも大爆笑! 

 

なんでも、生島店長、ナカミチオーナーになったのは、この2年ほどということなのだけど、完全にナカミチジャンキーですね(笑)。

 

それほど、ナカミチ機器には他社機器にはない魔力があるですねえ、、まさに魔力、、

 

しかし、今回かかった曲は、tobyさんのマトリクス801から出てくる音をマイクで拾ったものですよね、、ラインでとった音とは思えませんが、、、だとしても、大変に良い音でした。マトリクス801#3生で聞いてみたいなあ。

 

ということで、夕方、一杯やりながら放送を聞きながら、短かったけれど、ナカミチと過ごしたあの頃を思い出しましたよ、、サンクスナカミチ! 

 

ナカミチコレクターのtobyさんからもコメントをいただきまして、有難うございました。

 

 

 

 

 


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