当地はすっかり秋になった、、
その辺の畑のあぜ道に真っ赤な彼岸花が満開。その強い赤がみどりの中で目にちょっといたいくらいであります。
朝夕はちょっと肌寒くもなって、長袖をはおる時間も出てきました。
秋にはいって今、ぴったりする音楽を聞きたいなあとCD棚を探したら、、ああ、これこれと取り出したのがクリフォード・カーソンのモーッアルトピアノ協奏曲集。ブリテンがECOを指揮した、クラッシックオタクならみなさんご存知のこの盤です。
この前、タンノイ使いの音もだちのおうちで、マッキントッシュのアンプとタンノイのカンタベリー15っていうスピーカーでこの盤をかけてくれたのだけど、、本当にすてきな音でした、、
まるでホールで聞いてるような音。そうして弦のしたたるような美音、、カーソンとブリテンのモーッアルトをしみじみと聞かせてくれました。聞くものをじんわりとしわせてにしてくれる演奏とオーディオ、、これだなあ、、と思いました。
モーッアルトのピアノ協奏曲は全ていいんだけど、特にあたしが好きなのは真ん中のゆったりとした楽章、、特に20番の2楽章。高い高い高空の、、、すみきった青の中に、、、白いうろこ雲が空いっぱいに広がっていて、それがゆっくりゆっくり流れていくっていうような様子がうかんできて、、、もうほんとうにしあわせな気分になります、、
マッキンとタンノイとか、月並みな(申し訳ない)セットにしか思えなかったけれど、ばちっとはまったときのなんとも言えない、音楽しか感じさせない音は、いやもう実にすばらしいものだと思った、、
また、この音もだちのところでマッキンとタンノイの音を、冬になる前にもう一回聞かせてもらう約束をして、実にしみじみしあわせな気分で帰宅しました、、