夕方、26日放送分をエアチェックしていたMB番組「オーディオ歴史館」を聞いていたら、珍しくたくさん曲がかかったので、ほ~とか思っていると、その中でソニー・ロリンズの Isnt' She Lovely? のカバーがかかったので、ほ~とか言いながら聞いておる。曲が終わって生島店長が、熊本の西野さんのブログで80年代のロリンズネタで盛り上がったものだから、かけてみましたと説明されて、大変うれしく思いましたの(笑)。
おとといは、おなじくMBの24日放送をエアチェックしておいた「オーディオ実験工房」を聞いていたのだけど、二つの番組で同時的に盛り上がったのがのフォノイコライザーの再生カーブでした。つまり、あのRIAAカーブとかFFRRとかいうやつね。本番組の内容は:
9月24日/クラシックのオリジナル盤でイコライザ・カーブの謎に迫る
1952年に米RCAの呼びかけでRIAAに統一されたといわれるLPレコードのイコライジング・カーブ。だが実際には70年代まで独自のカーブを採用していたレコード会社が多いと言われている。英DECCAが採用していたFFRRカーブの他、Coumbiaカーブ HMVカーブなど、「Enzo J-Fi」の菅沼洋介氏の膨大なオリジナル盤コレクションの中から、これはRIAAではないぞと思われる盤を選び、最適なイコライザ・カーブとの比較で再生してみました。フォノイコライザーにはLPだけで17種類のイコライカーブに対応したフォノ入力機能付きADコンバーター、JOPLIN MkⅡを使用しました。
というもので、いろいろなアナログ盤をいくつかの再生モードでプレイしてくれたのだけど、いやあ驚くほど音が変わる。そうして明らかに、このカーブがベストと思える音が出てくるのでした。
盤によっては、当然RIAAと思っていても、実際に他にカーブを試してみると、そちらの方がよかったなんてこと本当にあるのですね。ん~アナログは面白い。
さて、一方の歴史館の牧野館長は、あたらしいフォノイコライザーを導入したようで、こちらでいろいろな盤を聞いていきました。
9月25日/5極管使用のフォノイコライザー・フィオリーナを聴く
前回に続きルミエールの新作を聴く。今回の主役はフォノイコライザー。おそらく世界で初めて5極管6AK5を使った真空管フォノイコだろう。初段の5極管でゲインを稼ぐ設計であり、同時に世界中に軍用管の在庫が山ほどある事情に対応している。カートリッジはデンオン時代のDL-103最初期型、モノラルのDL-102、シュアー97HE-AH、それとルミエール1マーク3を聴き比べる。高さ方向と左右方向に広がる独特の音場感を持ったフォノイコでジャズかららJポップまでをプレイバック!
牧野さんの新イコライザーも再生カーブをいろいろ切り替えられるとのことで、これからためしますとのことだった。
聞いていて、牧野さんがこのルミエール社のイコライザーにぞっこんだっていうことが伝わってきましたね。
生島店長が、ヴィンテージのマッキントッシュのプリの再生カーブはコロンビア(?)なんです。だから、その他のカーブで再生するときはトンコンで調整するよう指示してあるんですよね==との説明。
は~しらなかった。マッキンのプリのトンコンとかイコライザーとかは、そういう意味もあったのかと納得しました。
でも、国内盤は、全てRIAAですからと生島店長が補足説明、、、つまり、40年ぐらい前の盤だと適正カーブでもって再生するのがベストということなんでしょうね。
う~む、アナログはふかいですね、、
さて、聞き終えてエアチェックを聞いていたサブの電源を落として、今度はメインに灯を入れます。最近お気に入りにEピアラネンツィのピアノトリオ「ライブインパリ」をCECのTL-1Xに入れて聞きます。
季節がよくなって空気が乾燥しているからなのか、この間からFALラインに装着したアモルメットコアが効いているのか、音の様子がちょっとよくなって、あらら、どうしのかなあとか思いながらも、結構うれしい、、
夜はマエストロ村井の「これだ!オーディオ術」をエアチェック。ステレオ誌推薦盤の紹介、、あとでじっくり聞くのです、、