本日朝、東京の知人から「村井先生が急逝された」とのメールがはいって、まさかと思って、村井先生を通じて知り合った全国のオーディオの中間に連絡して、詳しい情報を依頼したのでした。そのうち、出水電器さんのFBに「オーディオでの恩人、村井先生がお亡くなりになりました」との投稿を発見。
実は、早朝、本件に関するアップをしたのだけど、ついさっき私の携帯に村井先生の携帯からの着信があって、村井先生からだ、きっと何かの間違いだったんだと思って、すぐに先の投稿を削除して電話、、にっしのさ~ん何してんの、ちゃんと生きてますよ~などと元気な声でわらってくれるものと信じて連絡したら奥様がお出になって昨日村井先生が他界されたとのことをお聞きしました。
ご存知の通り、村井先生は私のオーディオのメンターでした。
いつもこのブログを読んでいただき、間違いを指摘していただり、たまにはおもしろかったよ~とお褒めいただいたり、音楽、とくにオペラについてご教示いただきました。
数年前、上京した折は、わざわざ時間を作っていただいて秋葉原のオーディオスポットをみずからご案内いただきました。そのときが私とFALとのはじめての出会いになりました。 また、ご自宅にもお邪魔させていただき、村井サウンドを聞かせていただきました。
熊本にも何回も来ていただきオーディオ道場で講演していただいたり、拙宅に来ていただいて、音を聞いていただいたりしました。その頃のうちの音はなんともしょぼい音で、今の音を聞いていただきたかったなあ。
熊本大地震のとき、うちのメインシステムが大破したときは、親身になってご助言いただいて、今のシステムが構築できました。
なんというか、あまり突然のことに言葉もありません。
昨日も「これだ!オーディオ術」の最新放送を聞いたばかりだったのに、、まったく信じられないです、、
いつもメールいただいて、ブログの感想やオペラやクラッックの情報や近況などをお知らせいただいいていました。
9月の終わり、ラトルの東京公演が近づいたころ、村井先生はラトルのコンサートにいかれるかどうかメールしたら「専業ライターになったら、まったく行けなくなりました」と苦笑混じりの返信がありました。それが9月27日、、
そのメールが最後になるとは、夢にも思いませんでした。
自腹で奥様と一緒に全国のオーディオファン・オーディオスポットを行脚されて、独自のネットワークをつくっていかれました。全国の村井先生のファンのみなさんにとっても大きなショックだと思います。なにより、奥様がおつらいものだと思います。
おちつきましたら、村井先生との思い出などつづりたいと思います。
いまは村井先生のご迷惑をこころからおいのりいたします。