火曜日放送された村井先生の「これだオーディオ術」をエアチェックしておいたので、昨日夕方、聞きました。
「あっという間に11月になりました」という村井先生の元気な声で始まりました、、なくなる前に11月分を録音されていたようです。MBのHPを見ると、11月分は全て録音済のようです。聞いていると、なんというか村井先生がまだ生きていられるような不思議なこころもちでこの放送を聞きました。
内容は:
11月/寺島レコードのリマスター盤を聴く
9月・10月と、寺島レコードが2枚組を続々リリース。1枚は従来盤、もう1枚はステファノ・アメリオによるリマスター盤。まったく同じ演奏がリマスターでどれだれ変わるか、みんなに聴き比べてもらおうという企画です。「もちろん関係者をゲストに呼んで」という番組の進め方もありますが、今回は村井ひとりが語ることによって、聴き比べの時間をいくらか長めにしました。また、「あれこれ解説してから聴き比べ」では緊張感に欠けると考え、第2週・第3週は「どちらがリマスター盤なのか」を事前告知せずおかけします。
ということで、寺島レコードがすでにリリースした「松尾明トリオ」を、ご存知イタリア人のプロデューサーステファノ・アメリオさんがリマスターした音源を比較試聴しましょうというものでした。
で、4曲ほどを比較したのだけど、、もうまるで違う人の演奏ぢゃないかと思わせるほど、音・印象が違います、、
寺島オリジナル盤は、音がふとく、全体的にブンブンと音の力に満ち溢れて、これぞジャズ!という雰囲気の音。
一方、アメリオ盤は、、、あたしも、彼のプロデュースした盤を結構もっているのだけど、、あのしっとりとして、上品な、、いかにもヨーロッパ!っていう音になっております。
どっちが好きかっていうのは、もうこのみの問題でしょうけれど、、ん~ジャズの力を聞きたいということならオリジナル盤かなあ、、
しっとり雨の夜、、アンニュイな感じで音楽に浸りたいというときは、アメリオ盤でしょうか、、
「どうでしたか? ご意見をおよせください。寺島さんにもちゃんとお伝えしますので」
と村井先生が言われたのだけど、、もう感想を届ける人がいなくなってしまいました、、、