という訳で、知人から譲ってもらったCECのTL-1なんだけど、さすがに譲ってもらっただけあって、すぐ壊れました(大爆笑)。
で、しょうがないので、修理専門の会社(CECの関連会社みたいなのですが、CEC機器の故障は全部こちらで受け付けるみたい)
に即送って、オーバーホールを依頼。1か月以上たって、やっともどって来たのだけど、箱を開けて取り出してみたら、まあ、極上のシルバーで、まるで新品!
でも、まあ91年の製品だから、あんまり期待しないで、ABS-777があるし、CRV-555もあるし、DAC-1も最近暇そうだからというので、TL-1専用のシステムを作って音を出してみることにしました。もちろん、デジタル、アナログともインフラノイズのリベラメンテです!
2、3日聞いていたのだけど、いやに高域がヒリヒリして、いや~な音がする。あ~やっぱり古いからだめだなあと溜息まじり、ケーブルをよくみると、あれれ、デジタルケーブル使わなくてはいけなところを、アナログリベラメンテを使っていた。そりゃあなたリベラメンテがいかに自由な使い方ができるといっても良くないわ~とか言いながら、アナログはアナログ、デジタルはデジタルでリベラメンテした。
しかし、こんなにも音が甘く、柔らかく変わるなんて信じられないですよ全く。デジタルケーブルに変えただけで、こんなに激変するとは思わなかった。
さて、この状態で5日ごろ通電したままた、クロックをONにしたまま音出しをしているだけど、、、いや、いいわ~TL-1とABS-777の取り合わせは、、、
TLN3とはDACも違うので、音が違うのは当たり前だけど、TLN3があま~い音だとすると、TL-1の音はもっと澄んだ、はっきりとした音ですね。もちろんCECに共通する、あの豊かな、重心が低い、安定した音の様相は変わらないけれど、、
こうやってTL-1とDAC-1+ABS-7777の音を聞いていると、全く古さを感じない。今の製品だって言われても、信じてしまうほど、、
あたしが最近聞いた、最新のCDPはいつもでも青年さんのお宅で聞かせていただいたアキュの900シリーズだけど、あれにはもちろんかなわんけど、肉薄するぐらい良い音だと思う、、、
いろいろ調べてみたらTL-1のクロックをよくすると音が格段によくなるという報告が結構あった。まさにあたしがやっているのは、クロックを改善してみましたということなんですね。
とういう訳で、TL-1で実に満足して音楽を聴いている、今日このごろなんです。
そう、音楽を聴いているっていう感じ、、