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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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ラスベガスでがんばるタイ!

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同僚の女の子が年末・年始のやすみアメリカにいってラスベガスにいくというので、そりゃグッドラックを祈りますって言ったので、思い出したのは、もう40年ほ前、熊本市の地下にあった「ラスベガス」っていうゲームセンターのこと。当時、あたしが中学生ぐらいだったから、場所は知ってたけれど、そこにはいって遊ぶなんていう根性はみじんもなくて、大人の遊技場なんだなあと、ちょっと悩ましいところでしたねえ、、

 

で、なんでそんな大人の遊技場を知ってたかというと、当時頻繁にテレビで「ラスベガス」が宣伝されていたからであったのでした。

 

シルクハットをかぶって口ひげをはやした、チャップリンみたいな恰好したおじさんが、「ラスベガスでがんばるタイ! パチンコもスロットマシンもなんでんまかせときなっせ!」と豪語するのだけど、結局すべてすってしまって、外人のきれ~なおねえいさんに「よわい男も来ていいのよ♡」とかなぐさめられるという、なんともチープで情けない宣伝だったのだけど、、これが土曜日の夜にずいぶん長い間、放送されていたから、お店は5、6年は続いたのだろうなあ、、そのうち、この場所はピザ屋さんになって、いつのまにか、その場所そのものが閉鎖されてしまって、今は壁になっていますが(笑)。

 

中学生のあたしらにとっては、その情けない宣伝がおもしろくって、、学校で「ラスベガスでがんばるタイ!」が結構はやったものだった、、あ~大昔のはなしだ!

 

なんてことを思い出しながら、お昼休みにネットをつらつらみていたら、レコード芸術誌の「2018年レコードアカデミー大賞決定」とありました。

 

 

おお、そうだそうだね、そうい時期だねえと言いながら、どういう感じかしらんと見てみたら、

 

大賞が、クルレンツィスさんのマーラーの6番、、ん~聞いてないなあ、、銅賞がラトルのドビッシーのオペラ「ぺリアスとメリザンデ」。おお!ベルリンといれたのかとみたらなんろオケはロンドン響ではないか!?  これは聞いてみたいなあとか言いながら、どんどん見ていくと、特別部門 歴史的録音としてメシアンのオペラ「アッシジの聖フランチェスコ」全曲CDがはいっております。おお、メシアン、武満の師匠、、これは聴きたい聞きたい、、これが今回受賞した作品の中で一番聞きたいとか言いながら、、アマゾンでチエックすると、なんと4枚組で4千円ちょい、え~っ、全曲4枚組でこのお値段は買いでしょ~。調べてみると演奏評も相当高い、、ええい!クリスマスだからって、ポチリましたよ、あたしゃ(笑)。(読売交響楽団の演奏)

 

 

この壮大かつ複雑なオペラをGPS-777ダブル使用のうちのシステムでどういうふうに再生されるか、、これがとても楽しみなんですね。

ことしの歳忘れは、この盤でいきましょ~。

 

やっぱり、あたしはどこか外へ出かけるっていうよりも、音楽聞いて何か想像の中に出かけるのが好きだな、、

 

ラスベガスには、米国にある現地にも、ゲームセンターにもたぶんいくことはないだろうなあ、、あ~いうところよりも音楽とオディオの方がずっとずっと楽しいし、おもしろいのだものね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


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