ずんだれまくって、オディオ・音楽もウォークマンレベルでとほほはな状況なんですが、エアチエックしていた最近のMバードの放送について感想など、、
先ずは、1月14日放送分の「オーディオ実験工房」。ゲストはアコーステックリバイブ社の石黒社長。同社のアイテムを持ち込んで、実際の音の変化を聞くという趣向。聞いたのは、特集の2回目のみ。
HPから:
12月31日・1月14日/アコースティック・リヴァイヴ特集
1997年にCDの消磁器RD-1でデビューした「アコースティック・リヴァイヴ」が22周年を迎えます。ますます充実する同社の製品をスクランブルテスト!石黒謙社長をゲストに12月31日は電源系、ケーブル系製品、1月14日は振動・ノイズ・ディスク処理の各種アクセサリーを試しました。
当日は、ア社の次のアイテムを試聴。
[1月14日/②アクセサリー系テスト]
・振動対策:ケーブルインシュレーター RCI-3H/ヒッコリーボード RHB-20
・ノイズ対策:グラウンディング・コンディショナー(仮想アース)RGC-24 TripleC-FM/EMFキャンセラー REM8/ショートピン SIP-8Qほか/USBターミネーター RUT-1
・ディスク処理:CD&DVD消磁器 RD-3/マイナスイオン発生器 RIO-5Ⅱ
・超低周波発生装置:RR-777
それぞれのアイテムをスタジオで使用中のCDプレイヤーやらに使って音の違いを聞きます。エアチェックしたファイルをウォークマンで聞いても、アイテムを使ったときの効果=音質改善は明らかでした。ア社のアイテムは、どれを使っても音が自然になって、ホールで生の演奏を聞くような様子になってとても良いです。
今回、あたしとして、とても気になったのは、最後に試した超低周波発生装置 RR-777でした。実はあたしは、今、現在、初期モデル=R-77を使用しております。ノンストップで通電していて、この機器はまさにうちのオディオの隠れた柱なのでした。
そして、FALのスピーカーには、ア社のクリスタル粒入オーディオボードを導入して1年ほど、、こちらもメインシステムの要であります。
さて、放送の中でもR-777の効果は明らか。マーラーの3番冒頭で、ON/OFF聞き比べをされたのだけど、ONにしたときの音全体の自然さと瑞々しさ、、奥行きの深さ、、したたるような弦の音など、、いや、もうこれはONにしないとマズイでしょというぐらいの効果で、おもわずわらってしまうほど、、
あたしの使っているモデルはすでに引退していて、今は777が現行機器。うう~む、、これは買い替える他ないかな~と放送を聞いて激しく悩んでおります。
ところで、うちのオディオ犬ですが、ともかくメインシステム部屋のソファで寝そべるのが大好きで、あたしがここで音楽を聞いてると、必ずドアをノックして入れてくれといいます。これまで、このソファがお気に入なんだろうと思っていましたが、もしかしたら、常時ONにしているRR-77の超低周波が気持ちよくて来るのかもしれないなんて思い始めました。そしたら、777に交換したら、犬にどういう効果があるか、、試すのも面白そうであります。
で、次に聞いたのは、あたしのお気に入り「温故知新オーディオ歴史館」の15日放送分。
内容はHPから:
1月15日/懐かしい「格子グリル」のスピーカーを聴く
かつて一斉を風靡した格子グリルのスピーカー2セットをスタジオで鳴らす。1972年発売のサンスイ SP-X1は25.5cmウーハーと3.5cmドームツィーターの2ウェイ。当時は1本3万6800円だった。もう一台、サンスイ SP-65の箱にフォステクスの16cmフルレンジ2本+ホーンツィーターは本番組・野下研究員の自作。フルレンジのうち1本はトランス経由でサブウーハー的に使っている。ドライブするアンプはデンオンPMA-255。1975年発売のメタルキャントランジスター機。古臭い音だが、ツボにはまったソースは極上。そんな音を楽しむ。
というものでありました。このSPの音をマイクでひろった音をダイレクトに放送するという趣向でです。このSPで再生するアナログの音がいいんですよ~と牧野さんが言いつつ、下の音楽をこのSPで聴いていきます。
懐かしい「格子グリル」のスピーカーを聴く | ||
It's All Right With Me | Marty Paitch Orchestra | Warner Bros.WP3R-10023 |
I Left My Heart In San Francisco | Tony Bennett | ColumbiaCS8669 |
九月の色 | 久保田早紀 | CBS/SONY27AH-1448 |
青い影 | サラ・ブライトマン | 東芝EMITOCP70120 |
小さな旅 | 岩崎宏美 | VictorSV-9137 |
ウィスキーがお好きでしょ | 竹内まりあ | Moon RecordsWPCL-10876 |
Song Song | Brad Mehldau | Warner Bros.WPCR-2068 |
ウォークマンで聞いても、よかったのは、アナログのジャズ、、こちらでは、ちょっとかためであるけれど、中音のしっかりした音と聞きました。お茶の間において、うまいコーヒーでも飲みながら、昔のジャズを聞くのいいなあと思いました。解像度とかスピードとかを求めるのではなくて、「いいかんじの音」でありました。
番組の最後で、牧野さんが、では、わたしたちがスタジオでいつも聞いてる音をおとどけしますと、スタジオ常設のジェネリックのパワードSPの音を流しましたが、、これは、本当に現代モニターの音でした。前にもっていたB&Wとアキュフェーズで聞いてた音にとても近い音、、きれいなピアノの音、、サンスイの格子グリルSPは、まったく違う傾向の音、、
うちのシステムの音は「モニター調」なんだなあということが、この放送を聞いて分かりました。微細な音まで聞き取りたいいうことを希求する音なんですねえ、、なるほど、、ということが、今回のSP聞き比べを聞いて、あらためて分かりました。