Quantcast
Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

秋葉などの思い出、、、

$
0
0

やっと週末で、もう3月、、、、はやいはやい、、当地は春の到来がいつもより早くて、梅の香りというか春のかおりがほんのりとただよっております。今年は春がくるのも早い早い、、

 

さて、昨日はJBL4425さんからコメントをいただいて、自分も秋葉のヤマギワ電気に行っていたということでした。ありがとうございました。そうかあ、あの時期、お店で接近遭遇していたかもしれませんねえ(笑)。

 

1989年ごろですよね、、ラックスマンのL-570が出たころでしたから、、ヤマギワは秋葉の駅を出て、ラジオ会館の前通って右に折れて、信号を2つぐらい越すと、右手に堂々と4、5階建のビルがヤマギワ電気店でしたね。なんでもこの店はもともと照明がメインだったみたいで、いい感じの照明器具がた~くさんならんでいたことを記憶します。

(その当時の秋葉の風景。中央右手にヤマギワが見える)

 

しかし、我々はエレベータに乗って2階、そして3階に直行でありました。たしか2階はエントリー機から中級機がおいてありましたね。なつかしいなあ、アキュフェーズのメーターのついてないちょっと安いアンプとかCDPとか、フィリップスのCDPとか、なにしろ名前もしらないスピーカーがたくさん置いてありましたね。

 

3階(もしくは2階の奥だったかもしれない)は高級オーディオの部屋があって、最新のハイエンドオーディオ機器がまるで美術館みたくうつくしく展示してありました。あたしは、そこではじめてスチューダーのD730を見て、その価格を見て腰が抜けました(笑)。そうして、奥の部屋には、スタッフがハイエンド機器をアレンジしたセットがおいてありました。でも、ここで音を聞いたことはなかったなあ。予約しないとならしてくれなかったのかもしれませんね。

 

JBL4425さんが言われるとおり、ヤマギワの店員さんはとても親切でした。ハイエンド機器なんかなんにもわからないあたしの質問に答えてくれて、熱心にアドバイスしてくれました。LHH500、L-570なんかを買った後も、この店員さんのアドバイスでナカミチのドラゴンを買ったり、アキュのチューナーを買ったりして、ドラゴンはすぐ壊れたので、交換の手続きも速攻でしてくれました、、

 

お店にあそびにいくと、いつもニコニコしてど~ですか、オディオの調子は対応してくれたものでした。いつも、しきりに、やっぱりアナログがいいですよ、、と勧めてくれるので、そのうち思い切ってアナログプレイヤー買いますとかいって、機器の選定をお願いしたら、、「この間までヤマハのGT2000があったのになあ、おしいことしたなあ、あれはいい機械ですよ~」と自分のことのように残念そうにしていたなあ。その時あたしは、デンオンの結構いいやつを買ったのだけど、

 

もちろんそれを推薦してくれたのも、この店員さんだっだのだけど、デンオンのプレイヤーを見ながらも、ヤマハのGT-2000は惜しかったですね~と繰り返していたのを良く覚えていますねえ、、

 

そうして、次にお店にいってみると、その方はやめられたっていうことを他の店員さんから聞きました。ちょっと東北なまりのある方で、本当にいい方だったなあ、、

 

で、ずっぽりハイエンドにはまったのは、その当時、通勤で使っていた新橋駅のすぐ近くにあったダイナミックオディオ新橋店からでした、、店の半分がソフト、がのこり半分が中古も含めたハイエンドオディオっていう様子のお店でした。

 

ここには、ちょっとした試聴室があって、そこであたしは初めてマッキンのアンプを見た。ブルーのメータがとても印象的で、そのとき鳴っていたのは、確かティールのスピーカだったと思う。

 

ダイナ新橋店から、あたしのオディオ馬鹿一代人生が始まったのでしたねえ(笑)。

 

あたしは、なぜか、そのころから、見知らぬ人に話しかけることが多かったのだけど、ある日、帰宅途中、お店で中古の機械を見てたら、おっさんが、おに~さんオディオやっての? と聞くので、はいと答えたら、何つかってんの?と聞かれたので、胸はって、これとあれなんですと答えると、、いや~そうか、その辺でとめた方がいいよ、俺もパラゴンとか入れてさあ、1千万以上いれこんで、今ぢゃこんな有様だよ~とか言われたのだけど、そのときは、オディオに1千万も使うなんて絶対にありえないとか思ってけれど、、これまでオディオ馬鹿一代として使った総額をつらつら計算してみると、そのおじさんに負けないぐらい使ったかもしれない(笑)。

 

その後、あたしは家族で熊本にもどって、高級オーディオショップから遠ざかってしまい、本当に偶然だったのだけど、すぐ近所にあったバクーンプロダクツのSATRIアンプのユーザーになったり、オーディオ道場の片山マスターの薫陶を受けて、玉のアンプを使ったりして、勉強させてもらって、、ひたすらブランドもののハイエンドを追いかけるということはなくなったのでしたが、、、やっぱりハイエンドには、オーディオファンをわくわくさせる魔力を秘めていますね、、

 

東京のサラリーマン時代、新橋のダイナによって、百万単位のプライスがついている機器をみるたび、いつかこういう高い機械を必ず買ってやると胸に誓ったものでしたが、、、 

 

さて、最近、久しぶりにステレオサウンド誌を買って、つらつら眺めておりました、、同誌がど~んと推薦する機器の多くが1千万円とかそれ以上のものが多数をしめております。あたしらが、さかんに同誌を読んでワクワクしていた20数年前は、確かにものすごく高いものは一部あったけれど、そのほかは国内外のものでも、なんとかがんばれば購入できるっていう価格ではなかったでしょうか、、

 

ステサンの最新号を見て、本当にこの雑誌は一般人には手のとどかない「夢」を売る雑誌になったなあと思いました。

 

あたしも、今は、アンプにEARとか使っているけれど、もう少したって終の機器をいよいよ導入するっていうことになったら、やっぱりアキュフェーズになるのかなあ、、がんばれば買えるし、音は良いし、故障しても修理の体制は万全だし、でも、逆に言うと、次にアキュを入れたら、オディオ馬鹿一代の終止符っていうことですかねえ、、

 

3月初めの今日、、ブラームス全作品ボックスていうのがDGから格安で出ていることがわかって、早速ネットで注文いたしました。昔はお店で買ってたんだけどねえ、久しくお店でCDを買うことも無くなりました、、

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2184

Trending Articles