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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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Bオディオはおいしい! 

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連休も今日で最後。


で、今年の連休大作戦は、なんともちょっと後ろ向きなのか前向きなのかわからん内容になってしまったのでした(大爆笑)。


さて、つい最近ことだが、隣町のリサイクルショップのふと立ち寄ったとしましょうか、、そこに大昔のヤマハのSPがおいてあったとしましょうか。 それが、結構いい状態で無造作にころがされてあって、もう本当におこずかいで買える値段であったとしましょうか?


おお、これいいな~でも、80年代のミニコンポの一部だろうな~だとしたら、音はシャカシャカ系だろうな、見た目だけだなあと、手を出さなかったのだけど、帰宅してネットで確認してみると、、なんと!





中くらいの方がNS-100M(千ぢゃないよ、百、あくまでも百)とあるではないか。なになに、これは充分に手がこんだもので、音も極めてナチュラルとあるではないか。しかも、当時で値段がペアで8万以上ではないか!?


で、さっそくお昼休みにあたしは愛車の軽トラに乗って、お店に途って返して、は~は~いいながら、そのSPをもう一度確認した。

確かにNS-100Mの刻印があるし、状態もすこぶる良い。で、店員さんに、音がでるかどうか聞いてみた、すると最近まで鳴らしていましたよということではないか、では売ってくれというと、マルチでならしていたので、アンプ込みでないと売れないというので、そんなこと言わずに売ってよ~と頼むと、


それなら、こっちの小さいSPも込みなら売るというので、小さい方も見てみたら、おお!なんとNS-10Mではないか!? モニターようとして一世を風靡していたあおの10Mではないか!?

常態はあんまりよくないけど、音は出そうなので、ぢゃペアで買いましょうというので交渉成立。





早速家で鳴らしてみましょう。どうせネットワークの不良とかでチリチリとかジリジリとかいうんだろうな覚悟していたんだけどね、、

アンプは手持ちのアンプをいくつか使ってみることにした、、


で、CECのAMP3800を接続して鳴らしてみたら、驚いた!

実に良い音なのです、、、


ジリジリもチリチリもなく、と~っても透明感があってよい音なんですね。昔1000Mを使っていたことがあったけど、スケールは小さいけれど、なんともいい音なんです。


もう30年以上もたってるんだろうけど、実にいい音なので、ジャズとか聞くのはとてもいい。うちのアキュ+B&W+CECだとジャズだとちょっともうすこしメリハリが欲しいっていううらみがあるんだけど、NSー100Mだと、ベリリウムツィターなので、ジャズにはちょうど良い固さの音になるので、ピアノなんかは実にいい音!


手持ちのアンプをとっかえひっかえしてみたけど、CECのAMP3800ほどに良い音は出なかった。このアンプにすると、透明感がますし、スケール感がダントツに良い。ベースがぐんとさがる。





そうそうそうそ、このアンプはCD入力はバランスになっていて、内部は完全バランスアンプなのだったというので、C-280Vとバランス接続させてみた。CDPは手持ちのパイオニア。プリとCDPの接続にはもちろん、インフラノイズのリベラメンテ。プリとCECの接続にはカナレのバランスケーブル(5M)。





あらら、音がまったく変わった。さらにナチュラルになった。アンプのSNも良くなった。


これはいいわあ。チックコリアの最新CD3枚組を聞いていて飽きない飽きない。


とういう訳で、NS-100M(10Mとのペアで2万円)、CECのアンプが中古で1万円。CDPは手持ちだったから、今回総額3万円でものすご楽しめる音になった。


そうして、お休みの間中、このほとんどリサイクルシステムでジャズを楽しんで飽きることがなかった。遊びに来てくれた音もだちが、これはいいですねえとにやにやしていた。


しかし、ヤマハのこの時代のSPとCECのA級アンプがこれほど相性が良いとは思わなかった。見なさんもリサイクル屋で大昔のSPのいい状態のがあれば買ってみたらどうかしらん。ものすご遊べると思う、、


という訳で、いわばB級オディオであたしの連休が終わっていく、、





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