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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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つらい映像・つらい報道、、

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あんまりオディオネタ以外のことは書かないのだけど、あえて、ちょっと書きたくなったので、、


それは、韓国の沈没したフェリー事故に関わる報道番組のこと。本当に多くの高校生たちが、あの事故で亡くなったのは、同じ世代の子どもを持つ私としても、本当に胸がつぶれそうになるほど悲しい事故だった。


さて、GWの一日、日ごろあまり見ることもな夕方の報道番組を見ていたら、事故でなくなった高校生の少年が亡くなる直前にスマホで撮影していた現場の様子を入手したので、その映像が放送されたのでした、、


船は大きく傾いていくだけど、高校生たちは、なんとなく高揚したはしゃいだ気分で、冗談など飛ばしあっている映像、そのうちさらに状況が悪化していくというものだったのだけど、、


このはしゃいでいる子どもたちが、後数分の後には、水に飲みこまれて亡くなってしまうといことが、見ているこっちには確実な事実としてわかっているので、私はこの映像を最後まで見ることができなかったのですね。そんな、つらくて、残酷なこと、ちょっとできなと私は個人的に思ったのでした。


ちょうど夕方だったので、お茶の間でビールでも飲みながら、家族で団らんしながら、大変だったよね~とか気楽に見られるような映像では、とてもなかったと私は思った、、


報道、ジャーナリズムっていうのはなかなか難しいとも思った。真実をまさに視聴者に提供する。その上で、その真実についてみなさんに考えてもらうのがジャーナリズムっていう考え方もあるだろうし、それはある意味正しい考えだとは思う。


でも、生と死が行きかう映像をそのまま生で提示されるっていうのは、これはものすごく視聴者側も腹をくくって対峙しなくちゃいけないと思う。


この番組の中で、今から見える映像は、そういう類の影響力の強いものですから、視聴者の方はご注意くださいねっていう事前のアナウンスはなかったような気がした、、


でも、この映像があったからこそ、この事故の真実が世の中に知らしめられたっていうこともあっただろう。


このところ、身近なひとたちが次々と他界していくので、なんとなく人が亡くなるのにうんざりしていたところへ、この強烈な報道、、

こんなことを考えてしまった、、


何より、あの事故で亡くなった若者たちの冥福を本当にこころから祈りたい。彼らの前に広がっていた未来が、あの事故で閉じられたしまった。どんなにかこころ残りだっただろうか、、




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