ビルエバンスのソロアルバムに「アローン Alone」てあるぢゃないですか、、あれって、あたしは20代のころ良く聞いた、なぜか知らないけれど、これがジャズなんだと思いながら聞いた、、ソロピアノのアルバムで一人でひくからアローンっていうことなんだろうけれど、このアルバムは、今でも大好きなのです、、
さて、昨日久しぶりにMバードで「オーディオ歴史館」をリアルタイムで夜9時から聞きました。
相棒の生島店長が病気療養中ということで、牧野先輩が一人でDJみたくに進行されていました。
内容はHPから:
4月9日/カートリッジを聴く
その昔、松下電器が提案したT4Pというフォノカートリッジの規格があった。シェルへの取り付けや針圧調整などの煩わしさを除去した「かんたん操作」カートリッジだった。松下はテクニクスブランドのリニアトラッキングアーム機にT4Pカートリッジを採用し1979年に市販した。その後、同規格にはほかのオーディオ機器メーカーも賛同し、ゼネラルオーディオの分野でひとつの流れを作った。いま思えば「フィルム入れの失敗」をなくそうと考案されたAPS(アドバンスド・フォト・システム)に似ている。さて、どんな音だったのか?[再放送=4月16日]
4月9日のリピート放送だったのかあ、、牧野先生手持ちのテクニクスのリニアトラッキングアーム仕様のプレイヤーに各種カートリッジを付けて音の違いを聞いてみようという趣向:
かかった音楽は:
出演:牧野茂雄 ※カートリッジを聴く | - | |
春だったね '73 | 吉田拓郎 | OdesseySOLL-59-OD |
Take Up Thy Stethoscope (恋の聴診器) | Pink Floyd | 東芝EMIEOP-9312913 |
ショパン・ワルツ第9番『別れ』 | Bruno Rigutto (Pf) | 日本コロンビアTD-3097 |
Give Me Strength | Eric Clapton | RSO2479 118 |
I Never Say Goodbye | Blossom Dearie | Daffodil RecordsBMD-106 |
後ろから前から | 畑中葉子 | VictorVCH-10083 |
Time To Live | Uriah Heep | Earmark41025 |
いろいろとカートリッジを交換されて、またプレイヤーも変えながらプレイされたのだけど、あたしにはどれもいい音に聞こえました。
リニアアームトラッキングプレイヤーっていうのは、専用のカートリッジがあって、こいつを取り付けるだけで細かい調整はほとんどいらないし、構造的に音が良いと牧野先輩が説明。そ~言えばバクーンプロダクツの永井さんが、ちょっと前にSATRIカートリッジを開発するときに、ヤフオクでリニアトラッキングプレイヤーを何台か入手して、これがアナログでは最高の音がするといって開発に取り組まれていたことを思い出しました、、SATRIカートリッジまた聞いてみたいなあ、
さて、1曲目は、73年のよしだたくろうさんのライブアルバムだけども、演奏がすごい! ベースがすごい! すごすぎる!いったい誰なんだろう、、気になる、、しかも録音クリーア―、、ボーカルより演奏が前に出ているような感じでちょっと笑える、、、
しかし、まあ、畑中葉子さんの、「後ろから前から」ってひさしぶりに聞いたなあ、いかにも牧野先輩らしい選曲で思わずうれしくなってしまう。そ~言えば、「ステレオ時代「」誌ではかならず、昭和時代のピンク系歌謡曲特集が、これもんでカラーページで大特集されるから、これもうれしい! 最新号では、往年の「女子プロ歌謡」特集で、実になつかしく、中学生のとき、なんともど~いうふうに興奮していいのか、複雑なこころもちで彼女たちを見てたことを思い出したなあ、ああ! まさに青春!
最後にユーライア・ヒープがかかったのだけど、実はあたしはこのバンドほとんど聞いたことがなくて、ちょっと聞いたらディープパープルかと思ったのだけど、のりがちょっと重くて、違うなあと思っていたら、ヒープだったのね。この曲が一番うまく鳴ったように思いました。
A&D社(テクニカのOEM)のものとのことだけど、これは実にすっきりして、かちっとまとまっていい音だと感じました。
それにしても、牧野先輩、、もちろんお一人でも十分おもしろいのだけど、やっぱり生島店長とのオディオ漫才がなつかしい、、生島店長、早くお元気なられるのを望みます、、
たまにはソロもいいけど、コンボの方がたのしいですものね、、