去る、4月19日、東京、半蔵門のJFNセンターで「村井先生を偲ぶ会」が開催されました。
発起人のミュージックバード 岩崎プロデューサーよりご招待をいただき、村井先生との親交の厚かったオディオの酒仙坊大先輩も参加されるということでしたので、私も空路参加いたしました。
金曜日朝の羽田行の飛行機は閑散としていて、のんびりとした春の空を1時間余飛行、久しぶりの東京。モノレール、電車を乗り継ぎ飯田橋のホテルにチエックインの後、秋葉原にとって返し、FAL社試聴室にて酒仙坊大先輩、FAL古山社長と再会。しばらく、FALの最新小型SPを聞かせてもらった後、タクシーにて半蔵門JFNセンターへ、、6時から開会だったのだけど5時半ごろには会場に到着しました。
会場入口には、懐かしい村井先生の笑顔の写真。
横にはきれいなお花。すでに会場にいらした奥様に、ごあいさつ、、、会場には村井先生の取材メモ、執筆されていたステレオ誌などの雑誌、その他、生前の村井先生の活躍が偲ばれる品々が展示してありました。その中には、先生の九州遠征時、私の音楽部屋訪問のメモなどもあり思わず赤面。
6時近くになると、続々と参加者のみなさんが来場。村井先生とお付き合いの深かった出版社関係、オーディオ関係、評論家・ライター、音楽家・演奏者、放送局関係、そうして私たち個人でお付き合いのあったみなさんなど50名ほどが参集。
司会は、音楽プロデューサーの堀部公史さんと歌手の井筒香奈江さん。堀部さんからは、当ブログにコメントなどいただいたことがあるので、こちらからは存知あげていましたが、、ごあいさつすると、あなたがそうでしたかとごあいさつしていただきました(笑)。
井筒さんは、あのシンガーの井筒さん。私ははじめて拝見したのだけど、いや背が高くて、実に美しい方、、あまりに美しいので、ついにお声がけすることができませんでしたが、、
先ずは、ミュージックバード社長の尾谷さんが、村井先生がいなければ、ミュージックバードの存続はなかった。音質の改善には大変な尽力をいただいたとご挨拶。献杯、、、
フェディリクスの中川社長、出水電気の島本社長にはじまり、参加者が次々と村井先生の思い出を語りました。
村井さんが番組で紹介されていた、ピアニスト塚谷水無子さんが、ピアノとピアニカでバッハを演奏、場内にバッハの音楽が染み渡りました、、ファン代表として、酒仙坊大先輩、そして、私も村井先生との思い出をお話しました。
その後も、出版関係者、評論家のみなさんが次々と想い出を語ります、、、そしてあっという間に閉会の時間になりました。
最後は、奥様まりこさん。
(下手な写真で申し訳ないけれど奥様のごあいさつ)
突然のことでまだ実感がないのだけれど、ともかく仏壇と鐘を買ったとのこと。しかし、その鐘の音がどうも、しっくりしない。故人もどうも納得していないのでないかと思い、鐘の下にインシュレーターをひいたら音がやはり変わって、いろいろなインシュレーターを試しているとのこと、、場内かなしいのやらおかしいのやら、さすがに村井先生奥様です(笑)。どうぞお元気で、、
そうして、8時には会は終了。村井先生の想い出をあらたに、三々五々、会場を跡にしたのでした。
なにしろ遠いし、私などがいってもお邪魔になるだけかなあと当初参加するのを躊躇していたのですが、酒仙坊大先輩も参加されるということと、FALの古山社長も来られるということで思い切ってお邪魔しました。
会場では、マックトンの松本社長、出水電気の島本社長ともお話することができました。ミュージックバードの岩崎ディレクターともはじめてご挨拶することができてとてもよかった。なにしろ、CS-PCM時代からこちらは、古安原顕さんの担当ディレクターとしても活躍されたいた頃から存じ上げている方なので、、
また、個人のファンのみなさんともお会いできました。中にはブログ読んでますよ~お声がけいただた方もあり、
恥ずかしい限り(笑)。
久し振りの上京で結構大変ではありましたが、参加してとてもよかった、、村井先生のことをいろいろな人が語りましたが、語る人は違っても村井先生の印象はほとんどブレことがなく、誰に対しても村井先生は、変わることなく本当に真摯に、親身になって関わっていただいたのだなあとあらためて分かりました。
今回、いつも放送で番組を拝聴している評論家の炭山アキラ先生と鈴木裕先生にもごあいさつできてよかった。
おふたりともとても丁寧に対応していただきました。
(当日の参加されたみなさん = 岩崎Pより送っていただきました)
会が終わった後、酒仙坊大先輩とFAL古山社長としばしお話。古山社長からはFALスピーカの取り扱いについていろいろとご教示いただきました。酒仙坊大先輩もFALのスピーカーをもう10年以上お使いで、最近はハイレゾ、ネットストリーミング再生もされているとのことで、若輩の私は全くかなわないほどのオーディオの情熱を感じました。
酒仙坊大先輩は、オーディオ道場のことをとても心配されていて、復興祭開催のときは、是非参加したい。そのときは、村井先生の愛されたFALのスピーカ、出水電気のアンプをみなさんに聞いていただきたいと語られました。
10時近くになり、都内は雨になって、また会いましょうと言って、、しばしのお別れです、、
翌日、熊本空港に10時半ごろ到着。オーディオ道場に寄ってみます。