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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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令和元年の日、、平成最後の日々に聞いた盤について

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昨日は平成最後の日で、いろいろと特集がテレビで流されておりましたが、驚いたのは先の天皇が皇位につかれたのが55才ということでした。あたしが今57才であって、退位されるの83才(だったか)というのだから、本当に時のたつのは早いなあと思いました。あたしだって、あっという間に80才(元気だったら)なっちまうということなのですね。

 

とうことで、日付が変わるという同時にあたらしい元号になった5月1日水曜日は雨、、しとしと降っています。このところ毎日雨なんであります。ジャズを聞くにはとてもいい状況であります。

 

令和元年の最初の日の朝は、ジャズマンガ「ブルージャイアント・スプリーム5巻」を読みながら、YOUTUBEでブルエバンスの音源をIPADのブルーツースで、AUREXのラジカセに飛ばして聞いています。IPADのブルーツースで鳴らす音は結構良くて、とても柔らかくて、ちょっと玉のアンプで鳴らしているような感じがします、、アップル開発陣にオディオ好きな人がいるのかもしれません、、

 

さて、平成も終わりの数日は、お休みということもあって、いろいろと聞いておりました。

 

最近、買いだめておいた、大昔のアナログをサブシステムですこしづつ聞いていることは書きました。で、この間からベートベンのバイオリンソナタ「クロイッエルソナタ」を聞いておるのです。ジノ・フランチェッカッティのバイオリンとピアノはロベルト・カサドシュの50年代の録音。300円のアナログ盤、、、状態はまあまあ、雑音はたまに出るけれど、きちんと再生します。

 

このソナタは、はじめてじっくり聞いたけれど、いや、これ「ロック」だわ! ものすごく早いパッセージといか「リフ」、激しいリズム、バイオリンとピアノがばっちりあった疾走感! いや、これはすごい! これはロックを聞いてるような感覚があります。ベートベンってすごい!とあらためて思いました。

 

さらにベートベン。近くの図書館にポリーニのベートベンピアノソナタ全集がおいてあったので、早速借り出してみました、、

いや~これがいいの、、これはジャズですね(笑)。激しいリズム、疾走感! そうして激しく・複雑なパッセージ、、そうして美しいスローな部分、ひとつの部分から次の部分へのブリッジのたくみな展開、、いや、面白い、、まるで複雑ジャズを聞いてるような感じ、、

ポリ―ニさんのピアノがまたすごい。低域から高域まで全ての音を鳴らし切って、しかも衰えを知らぬ馬鹿テク! く~ったまらん!

という訳で、あらためてベートベンのいろいろを聞いているところなのであります。交響曲以外のベートベンも実にすごいですね! 

 

んでももって、朝とかに良く聞いているのが、これ。

言わずと知れた、カザルスさんのバッハチェロ組曲。

 

以前は聞いててもどこが良いのかよくわからなかったのだけど、平成の終わりになって聞き始めて、、あ~たしかにのこれはいいなあと思うようになりました。なんというか、ぐ~っとための深い表現とか、気合の入ったフレージングとか、、なにしろ聞いているあたしを、ぐっと引き込むような力があります。録音はお世辞にも良いとは言えないけれど、この録音が長年クラッシックファンから賞賛され続けているか、その理由がなんとなくわかってきました、、こちらは、CDね、、

 

そうして、前にも書いたリパティさん最後の録音。モーッアルトとバッハ、そしてショパンのワルツ集、、

カザルスさんもリパティさん、どちらもEMIの録音で、音は悪いんだけど、音の向こうにの演奏に耳を澄ますと、やっぱりすごいな~と

感じ入りますねえ、、

 

なんだか知らないけれど、平成最後の日々は、もっぱら大昔の演奏・録音を聞いていました。

 

しかし、こういう昔の晩は、玉のアンプとフルレンジスピーカーでしみじみと聞いてみたいものです、、

 

 

 


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